〔人物〕 昭和27年7月25日、黒石市花巻の大工阿保惣作の二男として生まれる。阿保六知秀は長兄である。 黒石市東英中学時代は生徒会長を務め、こけしクラブの部長をした。中学2年でこけしの顔を描彩した。 中学には5台のロク… 続きを読む
阿保正文
〔人物〕 昭和58年1月3日、阿保六知秀長男として生まれる。平成17年4月1日より父について木地修業を始め、平成19年4月1日よりこけし製作を始める。 全体に高齢化の深刻なこけし界では貴重な若手工人であり、父・六知秀とと… 続きを読む
阿保六知秀
〔人物〕昭和25年4月14日、青森県黒石市大字花巻に生まれる。 現在も同所で阿保こけしやを構え、息子の正文とともに、こけしや干支人形などを製作する。 昭和40年黒石市東英中学校3年の時に佐藤善二が指導するこけしクラブに入… 続きを読む
天江富弥
大正期から昭和期にこけしを体系的に収集した。昭和3年に〈こけし這子の話〉を刊行し、こけし、作者、産地、その系統というその後のこけし蒐集、研究活動の基本となる四要素とその枠組み(Framework)を規定して議論した。 〔… 続きを読む
天野正右衛門
〔人物〕 明治43 年7月20日、山形県北村山郡東根町大字東根甲413の農業天野又右ヱ門・ヤノの二男に生まれた。 丁度この頃、大旱魃が二年に渡って続いたので、又右ヱ門は敷地内に独鈷井を試み、32間… 続きを読む
アマビエこけし
あやめ模様
佐藤英太郎の直助型 背面のあやめ模様 あやめ模様と称する描彩は、遠刈田系こけしの胴裏に描かれるのが最もポピュラーであるが、弥治郎、土湯(飯坂、川俣)、鳴子、津軽においても描かれることがある。 こけしに描かれた模様だけから… 続きを読む
鮎川栄吉
〔人物〕 昭和6年5月20日、宮城県鳴子町に生まる。父は表具師の鮎川弥市。父弥市と岡崎斉が尋常小学校で同級だった関係から、栄吉は尋常小学校卒業後、斉の弟子となって木地を修業した。初期には斉司の胴模様を描き、面描は仲のよか… 続きを読む
荒井金七
〔人物〕 明治17年7月6日、山形県上ノ山町城北町の車夫荒井鯛蔵、りゑの二男に生まれる。明治28年上ノ山尋常高等小学校を卒業した。当時上ノ山で湯宿をやっていた岡崎小兵衛が蔵王高湯出身で、能登屋の岡崎久作と旧知の間柄であっ… 続きを読む
荒井定雄
〔人物〕生年月日不詳。宮城県遠刈田の佐藤丑蔵の弟子となってこけし製作を行ったが、しばらくして伝統こけしの製作から離れ、新型の専門工人となった。 〔作品〕下掲は丑蔵についてこけし製作を志していた時代の作。伝統こけしの作品数… 続きを読む