佐久間源六

明治16年9月26日福島県信夫郡土湯村字下ノ町の木地業佐久間浅之助、ノエの四男に生まれた。父の浅之助について木地を修業した。 こけしも挽いたといわれる。身体が弱く、明治42年8月27歳のとき下の湯で卒中のため亡くなった。… 続きを読む

佐久間七郎

〔人物〕明治18年4月1日、福島県信夫郡土湯村字下ノ町の木地業湊屋の佐久間浅之助、ノエの五男に生まれる。〈こけし辞典〉記載の生年月日は弟米吉と混同しており誤りである。長兄由吉、以下粂松、常松、源六の兄が居り、弟に米吉、虎… 続きを読む

佐久間太市

〔人物〕明治33年2月2日、福島県信夫郡土湯村下ノ町28の木地業佐久間粂松、コトの長男に生まれた。幼児のころ福島県相馬郡小高町に家族と共に移り、明治40年8歳のとき一家は川俣日和田五に転居した。大正2年小学校卒業後父につ… 続きを読む

佐久間常雄

〔人物〕 明治39年9月10日、佐久間常松、ミノの二男として土湯下ノ町に生まれた。父常松は湊屋佐久間浅之助の三男、浅之助ゆずりのデコをよく描き、凧絵も得意であった。湊屋離散とともに明治39年11月北海道開拓民として家族を… 続きを読む

佐久間伝六

〔人物〕昭和6年10月21日、福島県伊達郡川俣町日和田の木地業佐久間太市、マスエの六男に生まれた。昭和20年3月川俣国民学校高等部を卒業、同年8月に福島瀬上で終戦を迎えた。その後、父について木地を修業し、川俣織物工場にお… 続きを読む

佐久間俊雄

〔人物〕昭和23年2月16日、福島県福島市早稲町の木地業佐久間芳雄の長男に生まれた。昭和50年28歳より父の芳雄について木地を習得し、湊屋のこけしを継承してその製作を始めた。 昭和51年12月の〈ばんかき・22〉により俊… 続きを読む

佐久間虎吉

〔人物〕  明治24年1月1日福島県信夫郡土湯村下ノ町18の佐久間浅之助、ノエの七男に生まれる。由吉、粂松(戸籍表記 久米松)、常松、源六、七郎、米吉は兄にあたる。姉もフジ、キチ、ハナの3人が居り、虎吉は10人… 続きを読む

佐久間虎吉(二代目)

〔人物〕  大正3年6月12日、福島県伊達郡川俣町日和田の木地業佐久間虎吉の長男に生まれる。本名は義雄。土湯湊屋出身の佐久間浅之助は祖父、由吉、粂松、米吉、七郎は伯父にあたる。 昭和4年16歳より父虎吉について… 続きを読む

佐久間弥七

文政5年、奥州信夫郡土湯村の木地業稲荷屋佐久間亀五郎、キジの長男に生まれた。西屋の養子に入った西山濱吉(二男)は弟である。幼少時より父につき木地修業。父創案のでこに工夫し、首の回る弥七でこを作った。15歳で父に死別し、母… 続きを読む

佐久間芳衛

〔人物〕明治31年2月5日、佐久間由吉、フミの長男として福島市北町に生まれた。父の由吉は土湯湊屋の長男であったが、明治29年3月渡辺作蔵の長女フミと結婚して福島に出て独立し、北町で木地工場を開設していた。芳衛は幼時より父… 続きを読む