新山亨

〔人物〕昭和28年6月27日、宮城県白石市福岡村八宮弥治郎のこけし工人新山久志の五男に生まれる。新山久城、慶志は兄にあたる。高校卒業後運転手をしていたが26歳の時に帰郷して家業を継いだ。昭和57年より父の久志より木地の指… 続きを読む

冨田喜夫

〔人物〕昭和19年1月13日、福島県福島市の冨田照次の二男に生まれた。昭和59年頃に高湯温泉の篠木利夫に木地を習って一時期こけしを製作した。   〔作品〕篠木利夫の作風を継承したが、作品は土湯系の一般型であった… 続きを読む

徳永慎一

〔人物〕昭和8年10月3日、福島県土湯の農業徳永覺の長男に生まれる。昭和48年より土湯の西山憲一に就いて木地を学び、昭和50年頃よりこけしを作るようになった。 〔作品〕   〔30.3cm(昭和63年)(高井佐… 続きを読む

常川雄三郎

〔人物〕大正3年7月3日、岩手県盛岡市紺屋町の常川正雄の三男に生まれた。長兄は新太郎、次兄は潤次郎、弟に秀雄、左吉雄がいた。長兄の新太郎より木地を学んだ。昭和11年に遠野の菊池町長の招聘で一家は遠野材木町に移住した。遠野… 続きを読む

常川正義

〔人物〕昭和22年9月12日、岩手県遠野市遠野町の木地業常川新太郎、タマの二男に生まれた。父新太郎について木地挽きを学び、昭和52年頃からこけしの製作を始めた。父新太郎生前中には、一家のこけしは基本的にみな新太郎の名義で… 続きを読む

蔦文男(2)

〔人物〕昭和19年11月9日、南置賜郡三澤村小野川温泉の木地業、蔦作蔵の長男に生まれる。昭和31年(小学6年生:作蔵存命中)より描彩を、同34年より木地挽きを義兄衛より習い始めた。鳴子にてしばらく商人修業を行ったが昭和3… 続きを読む

玉根四郎

〔人物〕昭和4年3月11日、福島県信夫郡水保村(現在は福島市)に農業、玉根菊蔵、まきの十人兄弟の四男として生まれた。昭和18年3月水保村立水保尋常小学校高等科卒業後、農業に従事した。有料道路会社に勤めていた昭和36年に二… 続きを読む

武田憲雄

〔人物〕昭和7年9月27日、商業武田善之助の長男に生まれる。妻女利子は新山左内の娘、新山左京は義兄にあたる。 長男の憲好は平成20年から憲雄について木地の修業を始め、平成22年1月からはこけしの製作を本業としている。 〔… 続きを読む

高橋正子

〔人物〕昭和20年12月13日、宮城県玉造郡鳴子町出身の高橋松子の長女に生まれる。母松子はその父高橋盛とともに一家で秋田に移って、戦争中をその地で過ごした。秋田時代に結婚し、長女正子を生んだ。昭和25年の冬、一家は鳴子に… 続きを読む

高橋純逸

〔人物〕鳴子出身の木地師という。大正5、6年ころ秋保で飯坂の佐藤菊蔵とともに働いたことがある。その後、岩手県藤根村に移りこけしも作ったらしい。 三重の伊藤蝠堂が昭和15年5月5日に開催した第8回於茂千也祭記念において出さ… 続きを読む