佐々木久作

〔人物〕大正2年5月11日、秋田県由利郡象潟に生まる。本荘市の「三之助もろこし」本舗小林菓子店に丁稚奉公した。この間日中戦争に徴兵となったが帰還して年期明け後、象潟へ帰って佐々木菓子店を開業した。しかし戦争激化につれて砂… 続きを読む

深沢要

明治37年7月24日、東京都下谷区池之端七軒町で生まれた。生後1年6ヶ月で広島へ、さらに九州福岡へと転々として子供時代を過ごしたが、生来病弱で学校も入退学を繰り返した。大正10年に大阪の泰西学館に入ったが、大正11年に病… 続きを読む

佐藤盛昭

山形県最上郡及位に木地工場を経営した人。盛昭本人が木地を挽いたか、あるいは経営にだけ携わった人かはっきりしない。明治35年に盛昭が肘折に行ったときに佐藤文六の仕事を見て、その木地の技術に強く惹かれて文六を自分の工場へ招聘… 続きを読む

小椋養治

安政3年8月15日、小椋勇右衛門の長男として、皆瀬木地山に生まる。養治の家は初右衛門本家で養治も後に初右衛門と呼ばれた。妻は勇右衛門の兄利左衛門娘カヤである。長男が泰一郎で、長女ヨシは佐藤留治に嫁し、佐藤兼一を生んだ。 … 続きを読む

森谷和男

〔人物〕昭和3年9月4日宮城県玉造郡岩出山町通丁7の農業森谷平十郎・とよの四男に生まれる。鳴子高橋盛の妻女きくゑの甥にあたる。昭和18年3月岩出山尋常小学校を卒業。昭和24年11月より鳴子にて高橋盛、高橋盛雄の指導を受け… 続きを読む

小林正吉

〔人物〕 明治32年4月11日盛岡市油町の赤澤辰之助、タマの四男に生まれる。母タマの妹フクが秋田県仙北生保内の桶屋小林亀治に嫁いでいた縁で、明治40年に亀治、フクと養子縁組をした。明治43年に亀治、フク夫婦に次男友次が誕… 続きを読む

佐々木春男

〔人物〕昭和6年3月25日、秋田県湯沢市皆瀬鳥谷の佐々木伊太郎二男に生まれた。川連の井上周治について木地を学び、さらに昭和45年頃より小安の伊藤常治のこけしを参考にしながら、こけしの製作を行うようになった。昭和47年頃よ… 続きを読む

小島利夏

〔人物〕 昭和54年6月25日、青森県黒石市大字袋字白澤のこけし工人小島俊幸・和子の長女に生まれる。黒石商業高等学校卒業後、会社勤めをしていたが、平成24年12月父俊幸が急逝した事がきっかけとなって、こけし作りの継承を思… 続きを読む

荒川洋一

〔人物〕 昭和13年11月13日開拓農家荒川清作の長男として、会津若松市湊町大字共和字下馬渡に生まれる。その後、父が横浜に出て日本鋼管で働き、また茨城の五浦の近くに移っていわし船で働いたので、洋一も父について各地を転々と… 続きを読む

秋山耕作

〔人物〕  明治14年12月18日、宮城県遠田郡涌谷の商業秋山清八郎・らんの長男に生まれる。秋山忠、慶一郎、清作は弟である。秋山家は代々士族であったが、維新後は一族北海道に渡り、清八郎家のみが墓守りに残った。 … 続きを読む