小林順子

〔人物〕昭和33年9月3日、兵庫県明石の工員中川昇の二女に生まれた。昭和57年に岩手県和賀郡湯田の小林元と結婚した。小林元はこけし工人小林定雄、輝子夫妻の長男である。元は一時こけしを作った後、製作を中止していたが、昭和5… 続きを読む

小浜子守地蔵尊

福島県二本松市小浜宇反町にある万人子守地蔵尊。子どもの守り本尊として「子地蔵尊」を貸し与える風習があり、子地蔵を里帰りさせ、新たに祈祷を受けるために、5月3日~5日の例大祭には 多くの参詣者が訪れにぎわう。発祥の時代はつ… 続きを読む

白畑よし

〔人物〕大正元年12月2日、斉藤真太郎、菊の四女としての酒田に生まれた。昭和元年に山形県酒田市の白畑與太郎と結婚し、夫與太郎や舅重治の木地にこけしの描彩をするようになった。與太郎名義のこけしのかなりの作品は妻女よしの描彩… 続きを読む

皆川元一

〔人物〕明治43年10月1日、秋田県本荘に生まる。本荘の佐々木末治、象潟の佐々木久作とともに「三之助もろこし」の本舗である本荘市の小林菓子店に丁稚奉公し、年期明け後本荘駅前通りに独立開業した。戦争中、砂糖が人手困難となり… 続きを読む

新山慶志

〔人物〕昭和23年5月11日、宮城県白石市福岡八宮弥治郎のこけし工人新山久志の四男に生まれる。新山久城は兄、新山亨は弟である。昭和44年より父久志について木地の練習をはじめ、昭和48年より慶志名義のこけしを発表している。… 続きを読む

佐藤小治郎

明治29年ころ山形市営町1994に生まれた。明治41年に小林倉吉に入門、大正4年11月年期明けした。翌5年2月までお礼奉公、その後五百川鉄工所に入り、織機の巻取りロール挽きをしていた。昭和8、9年、脳溢血で死亡。兄弟子の… 続きを読む

佐野強

〔人物〕昭和2年9月5日、東京の佐野教治二男に生まれた。日大芸術学部卒業し、洋画家として出発した。昭和39年より仙台にいた広井道顕、政昭兄弟について木地を習得し、こけしの製作も始めた。横浜、富士市と転居したが、画作の合間… 続きを読む

小林敏子

〔人物〕昭和24年5月16日、山形県山形市円応寺新道のこけし工人小林清次郎、はつえの長女に生まれる。小林吉三郎は祖父、小林清は弟にあたる。 昭和54年、父清次郎は円応寺町より、檜町に工場と住居を移転したので敏子もそれに従… 続きを読む

新山慶治

〔人物〕昭和11年2月20日、宮城県刈田郡八宮村弥治郎の新山福太郎・つたよの四男に生まれる。昭和26年に中学校を卒業後、父福太郎について木地を修業、昭和28年からは白石に出て新型の木地を挽いた。 昭和29年仙台のキリンビ… 続きを読む

岡村豊太郎

〔人物〕 明治41年4月17日山形県西田川郡大山町鍛治町の木地業、岡村豊作長男として生まれる。尋常小学校卒業後に北海道函館市へ行き加藤龍初につきダライバンを習う。函館時代は、カムチャッカでのサケ、マス漁の木浮を桐材で盛ん… 続きを読む