竹石秀徳

〔人物〕 昭和13年2月6日福島市の公務員竹石寅吉の長男として生まれる。佐久間粂松のこけしに憧れていたため、平成10年勤めを退職した後、61歳より土湯の渡辺恒彦について木地を修業した。川俣に粂松の孫伝六を訪ね、粂松型の継… 続きを読む

佐藤七之助

〔人物〕 明治33年1月21日、岩手県江刺郡岩谷堂に生まれる。父は大工であったが、七之助は身体が弱く、家業を継ぐのが難しいと思われたので、15歳の時に及川吉三に師事してダライバンによる木地挽きを学んだ。 及川吉三はこの当… 続きを読む

石山陽子

〔人物]昭和12年11月25日、木地業石山三四郎、きくの二女として山形市山寺芦沢1810番地に生まれる。女性三人男性二人の五人兄弟の二番目である。和夫は叔父にあたる。四番目の弟健一も少量こけしを製作したことがあるが、令和… 続きを読む

遠藤孝志

〔人物〕昭和24年9月6日、宮城県玉造郡鬼首の農業遠藤孝男の長男に生まれる。 昭和54年に鳴子の片倉富夫に師事して木地を学んだ。昭和58年に鬼首で独立しこけしの製作を始めた。 〔作品〕師匠の片倉富夫の作風を継承している。… 続きを読む

松田正一

〔人物〕大正元年9月27日、岩手県盛岡市の木地業松田徳太郎、センの長男に生まれた。父の徳太郎は松田清次郎の弟であったが、清次郎が若くして亡くなったので父の弟子であった花巻の煤孫茂吉について木地を修得した。正一は清次郎の長… 続きを読む

佐藤熊治

宮城県横川(現在の刈田郡七ヶ宿町横川)の.小椋栄三郎の弟。弥治郎の佐藤東吉、なみの婿となり別家した。熊治夫妻の入った家は弥治郎の佐藤春治(天保8年8月22日没)が天明の飢饉の時に米沢へ去り、再び弥治郎へもどってきて建てた… 続きを読む

佐々木与始郎

〔人物〕 明治19年5月9日、岩手県稗貫郡湯口村(志戸平)38番地の木地業佐々木角次郎、リンの長男に生まれる。祖父は佐々木与市、叔父に要吉がいた。 「佐々木家は代々花巻城の家老職を務めていたが、南部利直候(1576~16… 続きを読む

佐藤忠雄

〔人物〕 昭和14年10月16日、岩手県稗貫郡花巻町南鍛冶町の木地師佐藤英吉・ぬい三男として生まれる。忠雄が5歳の頃一家は花巻町相生町へ転居した。昭和30年4月花巻中学校卒業後、父英吉が勤務する君塚木工所へ就職し木地師と… 続きを読む

朝倉英次

〔人物〕 明治44年1月1日宮城県刈田郡遠刈田新地の木地師佐藤周吾・イシの二男に生まれる。佐藤静助は長兄にあたる。 大正12年遠刈田高等小学校高等科を2年で中退し、父周吾が働く北岡木工所に入って木地修業を始めた。北岡では… 続きを読む

小山今朝記

〔人物〕昭和15年3月25日、宮城県加美郡小野田町鹿ノ原の農業小山忠次郎・ますのの三男に生まれる、昭和31年3月東小野田中学校卒業、昭和34年12月より鳴子大沼力の弟子となり、昭和36年8月まで木地業に従事しこけしも製作… 続きを読む