大宮安光

大宮安光(おおみややすみつ:1934~)

系統:蔵王高湯系

師匠:大宮安次郎

弟子:大宮正安/大宮正貴

〔人物〕昭和9年2月29日、山形県双月の木地業大宮安次郎の長男に生まれた。昭和24年高等学校在学中より父安次郎について木地を修業した。昭和27年父安次郎は他界したが、安光はさらに技術向上に研鑽し、弟の大宮正安、正貴にも技術を伝えた。製品は新型こけしの下木地が中心であったが、昭和42年12月より旧型にも取り組むようになった。ただ他の木地製品が主体であり、こけしの作品は多くはない。

 
〔作品〕旧型こけしは父安次郎のこけしの記憶や、〈こけし 美と系譜〉所載 鹿間時夫蔵の安次郎などを参考にして作りはじめた。

 


〔24.0cm(昭和54年)(高井佐寿)〕

系統〕蔵王高湯系

〔参考〕

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