阿部與五平

阿部與五平(あべよごへい:1833~)

系統:土湯系

師匠:不詳

弟子:

天保4年4月20日、福島県信夫郡土湯村今泉兵蔵二男に生まれた。扇屋の阿部與五平二女カツと結婚し、義父與五平の退隠後、與五平を襲名した。扇屋は代々当主が與五平の名を継いだという。長男仙太郎はじめ四男三女が生まれた。

あふぎや(扇屋)

明治14年の第2回内国勧業博覧会には、出品者・製作人阿部與五平として、吸筒、筆立、香合、杯を出品している。このとき長男仙太郎は27歳(数え年)であるから仙太郎の作も含まれていたかも知れない。與五平は明治25年に退隠し、仙太郎が後を継いだ。

第2回内国勧業博覧会出品目録 福島県土湯

仙太郎の父與五平の木地の経歴ははっきりしていない。長男仙太郎は阿部國松に木地を習ったと言われている。仙太郎は父與五平に木地を習い、名人國松に手直しを受けたのかもしれない。
仙太郎父與五平の没年月日は不詳である。

〔参考〕

  • 山本陽子:内国勧業博覧会とこけし産地の木地業〈きくわらべ・4〉(令和2年10月)
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