塩野惟信

塩野惟信(しおのただのぶ:生年不明~)

系統:遠刈田系

師匠:佐藤三蔵

弟子:

生年月日、出身地不明。大正7、8年頃より秋保の佐藤三蔵に弟子入りし、木地挽の修業を行った。〈こけし手帖・33〉の深沢要遺稿集によると菅原庄七、山尾武治に次いで入門したという。さらに弟弟子として山尾春吉、毛利政治、佐藤吉雄、佐藤武雄がいた。深澤要が訪問した昭和14年には、塩野惟信は既に秋保にはおらず、福島に婿入りして福島の木工所で働いていたらしいが、その後の経歴は不明である。こけしは確認されていない。〈こけし手帖・50〉には塩沢高信と紹介されているが塩野惟信が正しい

[`evernote` not found]