〔人物〕 宮城県刈田郡三住から大網に移った木地師佐藤與四郎・つめの長男常三郎として元治元年頃ころ生まれた。幸太の幼名を常之進友厚とする聞書〈こけし手帖・17、21、36〉もあるが、戸籍表記は常三郎である。 父與四郎の家は… 続きを読む
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新山慶美
〔人物〕大正14年8月3日、弥治郎新山慶治・かつの長男に生まれる。父の慶治は弥治郎の佐藤幸太の二男で、新山栄五郎の長女かつと結婚した。慶美が出生した後、新山家の家督相続権は慶美が受け継ぐこととなり、父慶治は大正15年に佐… 続きを読む
佐藤味蔵
〔人物〕 明治26年8月8日、宮城県刈田郡八宮(弥治郎)の佐勝幸太、すくの三男に生まれた。今三郎、慶治の弟で、春二の兄にあたる。末弟の春二には味蔵が主に木地の指導を行ったという。大正7年26歳のとき、山形県の白布高湯(現… 続きを読む
佐藤セチ子
〔人物〕昭和13年7月25日生まれ。実家は農業。熱塩の佐藤春二は新山慶美の弟勝一を養子としたが、その勝一に嫁したのがセチ子である。養父春二の木地を手伝いながら描彩の手ほどきも受けた。 春二の没後は、義兄の新山慶美にさらに… 続きを読む
佐藤慶治
〔人物〕 明治23年12月23日、宮城県刈田郡八宮村11(現在の弥治郎)の木地師佐藤幸太・すくの二男として生まれた。兄に今三郎、弟に味蔵・栄太郎・春二、妹にはるよがいる。栄太郎は生後間もなく亡くなった。木地は父幸太に学ん… 続きを読む
新山敏美
〔人物〕 昭和31年4月6日、米沢市白布温泉新山慶美の次男に生まれる。中学在学中より父慶美より木地を習い、15歳ころよりこけしも作るようになった。ただし、市販などはおこなわれず高校卒業後は別の仕事に就いて、市内笹野へ転居… 続きを読む
新山純一
〔人物〕 昭和28年6月1日、白布高湯新山慶美の長男に生まれる。子供のころより父慶美について木地の手ほどきを受けていたが、昭和40年13歳ころよりこけしも作るようになり、昭和41年夏ころより純一名義のこけしも店頭に並べる… 続きを読む