戦後、昭和20年代はじめから昭和30年代終わりまで、鳴子湯元の坂に面して土産物店を開業していた大沼宜輔が経営していた木地工場。湯元の坂を登る左手、現在の鳴子ホテルの通用口の向かい側にある大沼薬局の前身が宜輔の土産物店であ… 続きを読む
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阿部賢作
〔人物〕詳細不詳。昭和20年代から30年代にかけて松田初見の弟子となり木地を挽いた。こけしも製作したが、おそらく製作期間は短く、残る作品は少ない。 昭和22年の〈がらがら・5号〉に大阪の中島米荘による鳴子の阿… 続きを読む
遊佐民之助
〔人物〕 明治22年2月5日、宮城県加美郡大平の遊佐健治・きんの長男に生まる。父健治は岩出山の出身、母きんは文久元年6月21日生まれで、鳴子の塗師高野幸作(幸八の父)の次女である。明治27年6歳のときに父と死… 続きを読む
高野幸八
〔人物〕 明治2年10月8日、宮城県玉造郡鳴子村の塗師高野幸作・登(と)よの八男に生まれる。父幸作は旅館業高野四郎作の三男、母とよは高橋万右衛門(現鳴子ホテル)の次女。明治21年4月の沢口吾左衛門文書には高野… 続きを読む
熊谷正
〔人物〕 昭和12年2月14日宮城県築館の左官業熊谷政之助・みつえの二男として生まれた。昭和27年3月築館中学校を卒業後、鳴子の大沼宜輔の工場に入り、当時この工場の職人をしていた松田初見について木地を学んだ。こけしの木地… 続きを読む