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田中重吉

大鰐の木地屋。明治15年頃の生まれ。父は田中忠太郎。弘前工業高校を卒業。俗称じゅうまん。 田中家は澤田、間宮本家・分家、村井、油川、横山とならぶ大鰐の古くからの木地師、大鰐七軒という。 こけしも挽いたというが作品は未確認… 続きを読む

志田清次郎

〔人物〕 昭和13年6月6日山形県西村山郡西川町大字大井沢の農業志田中司・ソメエの長男に生まれる。昭和26年小学校卒業後叔父の志田五郎八について木地を修業した。昭和28年頃五郎八が木地を廃業すると、清次郎も農業を主とし、… 続きを読む

新山純一

〔人物〕 昭和28年6月1日、白布高湯新山慶美の長男に生まれる。子供のころより父慶美について木地の手ほどきを受けていたが、昭和40年13歳ころよりこけしも作るようになり、昭和41年夏ころより純一名義のこけしも店頭に並べる… 続きを読む

小林忠次郎

〔人物〕 昭和7年2月18日山形市六日町の木地師小林清蔵の二男に生まれる。中学生のころから父清蔵について木地を修業、昭和19年から3年間は足踏みロクロ、昭和22年以降は動力ロクロとなった。山形中央高等学校を卒業すると、6… 続きを読む

熊谷正

〔人物〕 昭和12年2月14日宮城県築館の左官業熊谷政之助・みつえの二男として生まれた。昭和27年3月築館中学校を卒業後、鳴子の大沼宜輔の工場に入り、当時この工場の職人をしていた松田初見について木地を学んだ。こけしの木地… 続きを読む

岸正章

〔人物〕 昭和34年1月14日宮城県鳴子町木地業岸正規の長男に生まれる。昭和58年4月25歳より父正規について木地を修業した。同年8月よりこけしを店頭に並べるようになった。岸正章のこけしについては、こけし千夜一夜物語第4… 続きを読む

小椋捨次郎

〔人物〕 昭和3年12月25日、川連大館小椋泰一郎・たかの次男に生まる。成人になると横浜にでて勤め始めたため、専門にこけしを作ったことはない。木地の修業も正式にしたことはないが、父泰一郎の仕事を見て育ったので簡単なものは… 続きを読む

竹石秀徳

〔人物〕 昭和13年2月6日福島市の公務員竹石寅吉の長男として生まれる。佐久間粂松のこけしに憧れていたため、平成10年勤めを退職した後、61歳より土湯の渡辺恒彦について木地を修業した。川俣に粂松の孫伝六を訪ね、粂松型の継… 続きを読む

早坂利成

〔人物〕 昭和35年7月27日宮城県鳴子町木地業早坂隆・せつ子の長男に生まれる。早坂の家は、高祖父民治(みんじ)、曽祖父早坂繁蔵、祖父民治(たみじ)と代々続く加美郡田代の横木挽き木地師の家柄である。俊成は昭和54年20歳… 続きを読む

稲毛豊

〔人物〕 昭和4年2月19日、福島県飯坂の会社員稲毛常次郎の長男として生まれる。もともとは板前として働いていたようであるが、家が近所であったこともあり、喜平のもとへ行って弟子入りを頼んだ。昭和47年5月に渡辺喜平に弟子入… 続きを読む