新山久治郎

文久2年3月23日、刈田郡八宮村弥治郎の新山久蔵、志うの長男に生まれた。母志うは蔵本の小室巳之助二女。新山家は代々木地師で、新山家に残されていた享保16年(1731)の山之合判に記載されている休右衛門、あるいは久右衛門を… 続きを読む

新山慶志

〔人物〕昭和23年5月11日、宮城県白石市福岡八宮弥治郎のこけし工人新山久志の四男に生まれる。新山久城は兄、新山亨は弟である。昭和44年より父久志について木地の練習をはじめ、昭和48年より慶志名義のこけしを発表している。… 続きを読む

新山慶治

〔人物〕昭和11年2月20日、宮城県刈田郡八宮村弥治郎の新山福太郎・つたよの四男に生まれる。昭和26年に中学校を卒業後、父福太郎について木地を修業、昭和28年からは白石に出て新型の木地を挽いた。 昭和29年仙台のキリンビ… 続きを読む

新山慶美

〔人物〕大正14年8月3日、弥治郎新山慶治・かつの長男に生まれる。父の慶治は弥治郎の佐藤幸太の二男で、新山栄五郎の長女かつと結婚した。慶美が出生した後、新山家の家督相続権は慶美が受け継ぐこととなり、父慶治は大正15年に佐… 続きを読む

新山左京

〔人物〕  昭和9年3月18日、新山左内・松代の長男として福島県玉山(現在のいわき市玉山温泉)に生まれる。昭和11年に一家は茨城県日立市助川へ移り、さらに昭和19年福島県東白川郡矢祭に疎開した。昭和23年に同地の高等小学… 続きを読む

新山定雄

〔人物〕明治41年2月15日、宮城県刈田郡福岡村八宮弥治郎の木地業新山久治郎、さとの七男に生まれる。兄に久治、久之助、勇、福太郎、左内、吉雄がいたが、久之助と勇は幼くして亡くなった。大正10年福岡村尋常高等小学校を卒業後… 続きを読む

新山さと

〔人物〕 明治3年6月11日、宮城県柴田郡大谷村菅野万三郎三女に生まる。明治20年弥治郎新山久治郎の後妻となる。久治、久之助、勇、福太郎、左内、定雄、吉雄の母。久治郎の木地に盛んにこけしの描彩をしたが、大正末期に中止した… 続きを読む

新山左内

〔人物〕 明治35年6月25日、新山久治郎・さとの五男として弥治郎に生まれた。兄に久治、久之助、勇、福太郎がいたが。久之助、勇は夭折した。また弟には定雄、吉雄がいる。大正3年尋常小学校卒業し、13歳から父久治郎や兄久治に… 続きを読む

新山茂

〔人物〕 大正9年、新山久治二男として弥治郎に生まる。久志は兄である。昭和9年福岡尋常高等小学校高等科を卒業。昭和10年16歳で父久治につき木地を修業。昭和14年までこけし、玩具等を作った。昭和15年21歳のときに入営、… 続きを読む

新山純一

〔人物〕 昭和28年6月1日、白布高湯新山慶美の長男に生まれる。子供のころより父慶美について木地の手ほどきを受けていたが、昭和40年13歳ころよりこけしも作るようになり、昭和41年夏ころより純一名義のこけしも店頭に並べる… 続きを読む