菅原宗治

〔人物〕 大正3年、秋田県仙北郡雲澤村中泊に生まれる。実家は農業。幼くして足を患い、農業に従事時することが難しかったため、昭和7年19歳から足掛け5年間岩手県湯本温泉の小林辻右衛門の工場で佐藤丑蔵について木地を修業した。… 続きを読む

大沼甚四郎

〔人物〕 明治15年9月20日、鳴子町上鳴子に生まる。木地業大沼甚三郎、わきの二男。岩蔵は兄、甚五郎、万之丞、健三郎は弟である。小学校卒業後岩蔵について木地修業、父甚三郎を助けて木地業に従事したが、徴兵検査を受け明治35… 続きを読む

深沢コレクション

こけし蒐集家の深沢要が、昭和9年より昭和21年にかけて収集したこけしのコレクション。深沢要の没後、欣未亡人の手により昭和28年11月鳴子町へ寄贈された。 寄贈され鳴子に着いた深沢コレクション(昭和28年) 出迎えた工人た… 続きを読む

小椋甚九郎

〔人物〕明治32年6月6日、福島県耶麻郡岩月村の木地師小椋千代五郎、タツの二男に生まれた。学校卒業後、父千代五郎について木地を修業した。会津若松と喜多方の漆器の木地下を挽いていたが、昭和元年父の病気と共に喜多方市に移住、… 続きを読む

梅津春雄

〔人物〕  大正15年5月23日、米沢市木挽町の農業梅津市太郎の長男に生まれる。高等小学校を卒業した昭和14年14歳で米沢市信濃町の米沢航空分工場に就職、配属された木工部でその教官小林吉太郎に木地を習った。 昭和18年に… 続きを読む

鎌田孝志

〔人物〕 昭和28年9月6日、宮城県白石市のこけし工人鎌田孝市、うめ子の長男に生まれる。鎌田悦子は姉にあたる。昭和49年暮より祖父の鎌田文市、父の孝市について木地の修業を始めた。描彩については母うめ子の指導も受けた。昭和… 続きを読む

早坂晃

〔人物〕昭和13年2月22日、北海道の会社員早坂耕五郎の長男に生まれる。昭和31年より仙台市青葉区八幡町の叔父早坂伝吉について木地を修業した。昭和43年より青葉区芋沢の佐藤正広の工場の職人として働いた。昭和48年2月に青… 続きを読む

あおはだ

アオハダ(青膚、青肌 Ilex macropoda)は、モチノキ科モチノキ属の落葉高木。北海道から九州の明るい山地に生える。雌雄異株。高さおよそ9-12メートル、幹直径30-60センチに達する。花は5月上旬に開いて、趣旨… 続きを読む

伊東東雄

〔人物〕  昭和12年4月1日、鳴子の農業伊東英雄・みさおの子として生まれる。小学校、中学校の先輩で親しかった高橋力雄が鳴子の高亀で働いていたのが縁で、昭和29年1月1日、18歳で鳴子高亀の高橋武男に弟子入りし、木地の修… 続きを読む

安藤齢太郎

島根県出身の木地屋。21歳のとき、山形県の技師となり、肘折・新庄などで木地を指導した。遠刈田の佐藤丑蔵が齢太郎の木地講習の助手をしたこともある。 大正11年12月と、大正13年12月の二回、銀山で木地講習会を開いた記録が… 続きを読む