志田菊宏

志田菊宏・五郎八型

〔人物〕  昭和34年1月30日、山形県西村山郡西川町大字大井沢の会社員志田八郎の長男として生まれた。 昭和52年に寒河江工業高等学校電気科を卒業後、河北町谷地で音響関係の会社に勤めた〈山形のこけし〉。 学生時代から祖父… 続きを読む

酒井正進

〔人物〕明治32年2月1日、福島県耶麻郡蚕養字沼尻の酒井竹治、ナツの二男に生まれる。戦前に中ノ沢温泉の湯桶監視役をやっていたが、その後土産物店を経営し、さらにさかい百貨店という雑貸店を開いた。昭和8年12月より、岩本芳蔵… 続きを読む

浜津平三郎

〔人物〕昭和8年8月8日、福島県田村郡の農業 浜津求の四男に生まれた。 昭和24年より白石の八代鉄園の工房に働きに来ていた弥治郎の新山左内の弟子となり、4ヶ月ほど木地を修業して開業した。昭和31年白石の創作こけし工人八代… 続きを読む

小椋勇三郎

〔人物〕 昭和8年6月1日、秋田県川連大館の木地業小椋泰一郎・たかの三男に生まれる。小椋嘉市は長兄、小椋捨次郎は次兄。昭和24年川連中学校を卒業、中学三年生の頃より父泰一郎について木地を学んだ。卒業後約1年ほど家業を手伝… 続きを読む

小松留三郎

〔人物〕 明治21年9月25日、山形県北村山郡尾花沢の小松徳五郎・ユラの四男として生まる。戸籍名を留四郎、通称を留三郎という。父徳五郎は小松茂兵衛二男であったが、明治23年に分家し、一家は鳴子へ移った。徳五郎は酒屋を始め… 続きを読む

岡崎斉

〔人物〕  明治30年7月1日、宮城県玉造郡鳴子の岡崎仁三郎・とき(戸籍表記は旧かなの登記)の長男に生まる。斉吉(才吉)は弟である。鳴子尋常小学校を 卒業、高等科を1年で中退し、硫黄会社に入り約2年間勤務、その後鳴子ホテ… 続きを読む

加藤正美

〔人物〕大正14年6月16日、宮城県一迫の佐藤民雄の長女に生まれる。鳴子の国鉄会社員加藤信一と結婚した。夫の信一は定年退職後鳴子の大沼純の指導を受けてこけしを製作するようになったので、正美も昭和55年頃よりこけしの描彩を… 続きを読む

伊藤豊

宮城県玉造郡鳴子町で一時期こけしを製作した。 昭和30年代の前半、鳴子駅前の大沼純に木地の技術を習い、純の工房で働いた。 小沢孝雄、山口吉夫は兄弟弟子である。 その後、栃木県日光市石屋町に転出した。以後の詳細は不明である… 続きを読む

松田すみ子

〔人物〕昭和10年10月17日、宮城県玉造郡鳴子町の松田初見の三女に生まれた。松田三夫、重雄は兄にあたる。 昭和48年より父松田初見に習ってこけしの描彩をはじめ、また兄の三夫の指導を受けてすみ子名義のこけしを出すようにな… 続きを読む

小塚錠一

〔人物〕大正8年3月7日に愛知県名古屋市に商業を営む小塚栄之助、しめの長男に生まれた。9人兄弟で男6人(戦死2人)女3人であった。錠一は復員後に名古屋市で衣料品の卸売り販売の会社を興し、戦後にたねと結婚した。子供も誕生し… 続きを読む