清水たかよ

清水たかよ(しみずたかよ:1928~)

系統:弥治郎系

師匠:小倉勝志

弟子:

〔人物〕  昭和3年8月9日 農業・木地業兼業の高橋精助・サタの三女として宮城県刈田郡七ケ宿村横川28に生まれる。高橋精志は実兄で、小倉嘉三郎は伯父にあたる。昭和10年6歳の時叔母の養女となって函館に移った。函館大妻女子高等技芸学校を卒業。結婚を経て看護婦を定年退職するまで25年間勤めた。昭和53年に兄精志が亡くなったのが一つの契機となり、父や兄の伝統を継ぐことを考えるようになった。昭和60年9月58歳の時に、本家筋の小倉勝志に弟子入りして木地の修業を始めた。鎌先温泉で自炊して1年間勝志について学んだ。こけしは昭和60年10月末より試作し、昭和61年7月より市販を開始した。「木地挽きがなかなか上達せず悩んだ時期もあったが、本田亀寿と新山福雄が親切に助言し、支えてくれた事を懐かしく覚えている」と語っていた。
 こけしを作り始めてから以後、函館市田家町で継続的にその製作に励んでいたが平成14年夏より休業し、その後平成16年には轆轤を処分して廃業した。

清水たかよ

清水たかよ 平成10年10月

清水たかよ 平成10年10月

〔作品〕  平成8年頃までは、大野栄治風の写実的梅模様を配した本人型のみの製作であった。平成8年6月より精助型・嘉三郎型・大野栄治型をそれぞれ手掛けるようになった。女性らしい描彩であったが、小倉家の作風を忠実に継承しようと勤めた作品であった。

〔右より、25.5㎝(昭和昭62)、20㎝(平成8年6月)、23.3㎝精助型、25㎝栄治型(平成8年8月)、23.5㎝(平成8年12月)、18.7㎝(平成9年10月)、25.0㎝(平成12年)(中根巌)〕
〔右より、25.5㎝(昭和62年)、20㎝(平成8年6月)、23.3㎝精助型、25㎝栄治型(平成8年8月)、23.5㎝(平成8年12月)、18.7㎝(平成9年10月)、25.0㎝(平成12年)(中根巌)〕

系統〕 弥治郎系嘉吉系列

 

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