タグ別アーカイブ: 小倉嘉三郎

ローブアパニーエ

ローブアパニーエ(robe à paniers)は、18世紀にヨーロッパでドレスなどのスカートを美しい形に広がらせるため、その下にパニーエとよぶ装具を着用した衣装形式をいう。パニーエ(panier)はフランス語で枝編み細… 続きを読む

小倉嘉蔵

天保10年12月5日、宮城県弥治郎の農業、木地業小倉嘉七、くまの長男に生まれた。小倉家の当主は代々加右衛門を名乗った。弥治郎山の合判に休右衛門、二右衛門、加右衛門の名があるが、加右衛門は小倉家の祖である。木地の技術は父の… 続きを読む

大野定良

〔人物〕昭和6年4月13日、北海道川上郡弟子屈町川湯温泉のこけし工人大野栄治、はつの長男として生まれた。父栄治より正式には習っていないが、高等小学校を卒業したころより見取りで木地を試作するようになった。昭和28年6月23… 続きを読む

弥治郎

こけし産地の地名。宮城県 白石市福岡八宮字弥治郎。東北本線白石、東北新幹線白石蔵王の北西、蔵王連峰不忘山麓にある村落。弥治郎系こけしの発祥地。弥治郎こけし村という施設があり、こけし製作の実演や、作品の展示、歴史資料などを… 続きを読む

佐藤誠

〔人物〕明治34年2月13日、福島県伊達郡五十沢村字寺前3(現在の梁川町)の農業佐藤金七の次男に生まれる。明治42年9歳の時、弥治郎の小倉嘉三郎の家に入って約3年間子守りなどをしたのち、12歳ころより弟子として木地を修業… 続きを読む

高橋精助

〔人物〕 明治21年10月27日、宮城県刈田郡福岡村大字八宮字弥治郎の農業・木地業小倉嘉吉・志けの二男に生まれる。嘉三郎は長兄、弟に朝吉、茂松がいた。学校卒業後父嘉吉につき木地を修業し、一家で共に挽いていたが、明治42年… 続きを読む

高橋精志

〔人物〕  明治44年9月15日、宮城県刈田郡七ケ宿村の農業・林業高橋精助・さたの二男に生まれる。父精助は弥治郎の小倉嘉三郎の弟で、七ケ宿村大字関の高橋幸吉長男長太郎の婿養子となった。母さたは長太郎の長女である。 精志の… 続きを読む

小倉茂松

〔人物〕 明治29年10月2日、弥治郎の農業、木地業小倉嘉吉、志けの四男に生まれた。嘉三郎、精助、朝吉は兄、少年時代より父嘉吉について木地を学んだが、さらに佐藤栄治方で職人をしていた佐藤久蔵(のちの白川久蔵)より指導を受… 続きを読む

佐藤裕介

〔人物〕  昭和57年4月6日、木地業佐藤誠孝、美喜子の二男として福島県いわき市に生まれる。兄は佐藤英之である。若いころより絵画に興味を持ち、高校卒業後は絵画関係の専門学校に進んだ。「夏井裕」の雅号で作品を発表、絵画の活… 続きを読む

小倉嘉吉

宮城県刈田郡福岡村弥治郎のこけし工人。ただし作品は未確認である。 慶応元年5月7日、弥治郎北73番地の農業木地業小倉嘉蔵、よしの長男に生まれる。父嘉蔵は嘉七、くまの長男。小倉家は代々木地師で、享保16年の山之合判に記載さ… 続きを読む