鈴木明

〔人物〕  昭和35年7月20日、鈴木昭二、みさほの三男として仙台市に生まれる。 昭和54年4月より父について木地修業、昭和63年に玩愚庵の三代目代表となる。 祖父の鈴木清がもともと昭和12年頃に仙台市日の出丁の桜井玩具… 続きを読む

石沢角四郎

〔人物〕石沢角四郎は明治27年5月20日山形県南村山郡東沢村釈迦堂の大工石沢角二、しんの二男に生まれた。  明治39年4月13歳の時、蔵王高湯の三春屋斎藤松治に弟子入りし木地挽きを学んだ。明治41年1月兵役に就… 続きを読む

伊藤長一

〔人物〕 大正5年2月28日、山形県最上郡舟形村長沢の農業伊藤石之助長男に生まれる。祖父長七は長沢の出身で、鳴子木地師より技術を受けて立木の小物類を挽いたという。師匠名は不明。長一家には木地の「覚」(伊藤長作文書)が伝え… 続きを読む

秋山忠市

〔人物〕 大正2年11月29日、木地師秋山忠・やよ江の長男として鳴子に生まる。昭和2年鳴子高等小学校を卒業後、父忠と同級生であった高橋武蔵の弟子となり、2年間木地を修業した。高亀でのおもな仕事は馬の尻替玉を挽くことであっ… 続きを読む

斎藤健男

〔人物] 昭和4年11月29日、斎藤松助二男として蔵王温泉に生まる。昭和26年3月旧制日本大学付属高等工業学校機械科を卒業後、父松助や兄昭と共に旅館招仙閣を経営。昭和39年10月より独立して蔵王温泉川前で食堂兼土産物店銀… 続きを読む

渡辺忠蔵

〔人物〕 大正10年3月25日、農業渡辺伊勢松・トヨの次男として福島県土湯温泉に生まれる。母トヨは明治27年うまれ、山根屋渡辺作蔵の末子三女、久吉、角治、房吉の妹であり、忠蔵は作蔵の孫に当たる。家は作蔵のいた山根屋本家の… 続きを読む

岸正男

〔人物〕 明治36年1月15日、温泉の馬車曳きをしていた岸惣吉(一説には惣太郎)、里のの三男として鳴子に生まれる。母里のは大沼又五郎の孫であり、大沼源太郎の従妹にあたる。明治45年10歳で高橋万五郎の家へ入り、雑用などを… 続きを読む

佐藤直樹

〔人物〕 昭和4年8月18日宮城県刈田郡福岡村字鎌先(現在の白石市鎌先温泉)にて佐藤雅雄の長男(次男:博・三男:雅弘)として生まれる。昭和16年より木地の修業を始めるが、間もなく軍需工場の旋盤工となり、戦後昭和20年より… 続きを読む

小倉篤

〔人物〕 大正11年6月1日宮城県弥治郎の小倉嘉三郎・けさよの三男に生まれる。学校を出ると16歳から、嘉三郎について木地を修業し、家業を助けた。昭和21年八宮の武田フクヨと結婚、勝志、武雄、真佐子、宏之、勝義の四男一女を… 続きを読む

岸正規

〔人物〕 昭和6年3月6日鳴子岸正男・さだよの長男に生まれる。昭和25年古川工業を卒業後、4月1日より父正男について木地の修業を開始、、こけしの木地は修業当初より挽いていた。昭和38年頃より正式に描彩も始めて、正規名義で… 続きを読む