カテゴリー別アーカイブ: 鳴子系

松田重雄

〔人物〕昭和7年1月3日、宮城県玉造郡鳴子町の木地業松田初見の二男に生まれた。松田三夫は長兄、すみ子は妹、忠雄は甥にあたる。父初見、兄三夫について木地を学んだが、しばらくして転業した。その後、昭和45年より再び木地を再開… 続きを読む

松田すみ子

〔人物〕昭和10年10月17日、宮城県玉造郡鳴子町の松田初見の三女に生まれた。松田三夫、重雄は兄にあたる。 昭和48年より父松田初見に習ってこけしの描彩をはじめ、また兄の三夫の指導を受けてすみ子名義のこけしを出すようにな… 続きを読む

原野光璋

〔人物〕昭和17年2月8日、東京の会社員原野光幸の長男に生まれた。昭和38年より宮城県鳴子の早坂隆に師事して木地を学んだ。昭和58年頃より自分の名義でこけしを発表するようになった。 〔作品〕早坂隆よりの伝承であるが、鳴子… 続きを読む

子野日幸助

〔人物〕大正7年1月27日、秋田県横手に生まる。元来、食料品業についていたが年齢に達し入隊した。兵役後、昭和17年10月より秋田の工芸指導所に入り、指導官であった高橋盛より木地を習得した。本荘の佐々木末治、皆川元一、象潟… 続きを読む

高橋正子

〔人物〕昭和20年12月13日、宮城県玉造郡鳴子町出身の高橋松子の長女に生まれる。母松子はその父高橋盛とともに一家で秋田に移って、戦争中をその地で過ごした。秋田時代に結婚し、長女正子を生んだ。昭和25年の冬、一家は鳴子に… 続きを読む

菅原和平

〔人物〕昭和20年9月13日、宮城県栗原郡一迫町小坂本の農業狩野良夫、いちのの五男に生まれた。昭和39年3月、宮城県古川商業高校卒業。昭和42年4月、鳴子町上鳴子の木地業菅原春治の長女くにみと結婚して、春治の養子となった… 続きを読む

佐藤みつ子

〔人物〕昭和9年5月30日生まれ。戸籍表記は佐藤瑞子。鳴子のこけし工人桜井実と結婚、桜井実は佐藤家の婿となったので昭和36年頃より佐藤実の名でこけしを出すようになった。 みつ子は結婚当初からこけしに興味があり、夫実の仕事… 続きを読む

佐藤俊夫

〔人物〕昭和14年8月2日、本吉(現在の宮城県南三陸町)の漁業佐藤長治郎の二男に生まれた。昭和34年より鳴子の大沼力に師事して木地の技術を身につけた。小山今朝記、片倉富夫は兄弟弟子である。こけしは昭和42年4月から製作し… 続きを読む

後藤善松

〔人物〕大正5年11月1日、宮城県玉造郡鳴子湯元の後藤徳治、さだよの長男に生まれた。鳴子青年学校を4年で修了後、昭和7年17歳より岡崎斉の弟子となり、6年間木地の指導を受けた。特に兄弟子本間留五郎の指導を受けたという。昭… 続きを読む

加藤信一

〔人物〕大正9年7月22日、宮城県玉造郡鳴子町の加藤恒治の長男に生まれる。国鉄に入社し定年まで勤務した。定年退職後こけし製作を志して、昭和51年に鳴子の大沼純に師事した。昭和51年6月頃よりこけしを製作するようになった。… 続きを読む