カテゴリー別アーカイブ: 工人

遊佐妙子

〔人物〕昭和24年10月24日、宮城県玉造郡鳴子町の遊佐耕三の二女に生まれる。学校を卒業後、10年ほど教員生活を送った。岡崎斉吉の六男博志と結婚、博志は入婿となって遊佐姓になった。 博志は遊佐家でも木地を挽いてこけし作り… 続きを読む

鈴木俊幸

〔人物〕  昭和30年3月5日、鈴木運吉・花枝の長男として、宮城県玉造郡鳴子町に生まれる。父の運吉は、鳴子の岡崎斉吉について木地を修業した人。こけしの描彩は母の花枝がもっぱら行っていたという。 俊幸は昭和47年… 続きを読む

今野幹夫

〔人物〕 昭和6年5月28日、北海道網走郡北見市美幌町の農業今野房吉・マツヨの長男に生まれる。小学校3年生のとき一家は南洋パラオ本島に移住し、そこで農業を始めた。終戦後、昭和21年3月パラオ本島大和高等小学校を卒業した。… 続きを読む

海谷善蔵

〔人物〕明治19年7月1日、山形県東村山郡高瀬村大字下東山、海谷七右衛門、き江の二男に生まる。長兄周蔵、弟七三郎とともに青根の佐藤久吉について修業した。明治36年18歳のとき、志願して山形の歩兵第三二連隊に入隊、その後予… 続きを読む

佐藤誠

〔人物〕明治34年2月13日、福島県伊達郡五十沢村字寺前3(現在の梁川町)の農業佐藤金七の次男に生まれる。明治42年9歳の時、弥治郎の小倉嘉三郎の家に入って約3年間子守りなどをしたのち、12歳ころより弟子として木地を修業… 続きを読む

高橋精助

〔人物〕 明治21年10月27日、宮城県刈田郡福岡村大字八宮字弥治郎の農業・木地業小倉嘉吉・志けの二男に生まれる。嘉三郎は長兄、弟に朝吉、茂松がいた。学校卒業後父嘉吉につき木地を修業し、一家で共に挽いていたが、明治42年… 続きを読む

高橋精志

〔人物〕  明治44年9月15日、宮城県刈田郡七ケ宿村の農業・林業高橋精助・さたの二男に生まれる。父精助は弥治郎の小倉嘉三郎の弟で、七ケ宿村大字関の高橋幸吉長男長太郎の婿養子となった。母さたは長太郎の長女である。 精志の… 続きを読む

大沼甚四郎

〔人物〕 明治15年9月20日、鳴子町上鳴子に生まる。木地業大沼甚三郎、わきの二男。岩蔵は兄、甚五郎、万之丞、健三郎は弟である。小学校卒業後岩蔵について木地修業、父甚三郎を助けて木地業に従事したが、徴兵検査を受け明治35… 続きを読む

佐々木金一郎

〔人物〕大正7年5月13日、佐々木金次郎長男として青森県南津軽郡山形村大字板留字宮下に生まる。昭和2年10歳のとき、大鰐に他出して仕事をしていた父金次郎に招かれ一家で大鰐に移った。昭和七年高等小学校卒業後、同8年より父金… 続きを読む