タグ別アーカイブ: 大沼甚四郎

林若樹

明治時代から昭和にかけて、本、古銭、考古物などの文物の蒐集をおこなった。また、山本東次郎を師として大蔵流の狂言を稽古し、狂歌・俳諧・書画をたしなむなど趣味人でもあった。 彼の蒐集品の中に明治期のこけしが数本あって、今はい… 続きを読む

こども博覧会(京都)

明治39年11月1日から28日まで京都市教育会主催で岡崎町博覧会館で開催された博覧会。 京都市教育会報「こども博覧会」記念号 明治39年11月 このこども博覧会では、玩具,人形,文房具,小学校生徒の手工品等の出品物展示が… 続きを読む

こども博覧会(上野)

明治39年5月4日より2週間にわたり東京上野公園5号館で開催された博覧会。 日本の家庭臨時増刊 同文館発行(明治39年5月) 明治38年9月頃,沼田藤次(作家)、樋口勘次郎(教育学者)等がパリで開催された「こども博覧 会… 続きを読む

石原日出男

〔人物〕大正14年3月13日、石原謙太郎、みつのの末子として東京市芝区で生まれた。父謙太郎は宮城県涌谷町にて商業を経営していた。母のみつのは鳴子の大沼岩太郎の長女せいと養子浅吉の間に生まれており、日出男にとって岩太郎は曽… 続きを読む

大沼岩太郎

〔人物〕天保12年3月23日、鳴子大沼甚五郎、登免(とめ)の長男に生まる。母とめは、通称とめのといい大沼弥治右衛門(戸籍名・弥左衛門。大沼又五郎妻女ちやの祖父)の三女である。したがって大沼又五郎とは義理の従兄弟にあたり、… 続きを読む

佐藤実

〔人物〕昭和7年12月27日、鳴子のこけし工人桜井万之丞、コウの二男に生まれる。昭和20年3月鳴子尋常小学校を卒業し、父万之丞について木地の修業を開始した。昭和22年頃より、こけしの製作も行うようになったが、実名義のこけ… 続きを読む

大沼甚四郎

〔人物〕 明治15年9月20日、鳴子町上鳴子に生まる。木地業大沼甚三郎、わきの二男。岩蔵は兄、甚五郎、万之丞、健三郎は弟である。小学校卒業後岩蔵について木地修業、父甚三郎を助けて木地業に従事したが、徴兵検査を受け明治35… 続きを読む

大沼岩蔵

〔人物〕  明治9年2月10日(旧暦明治 9年1月16日)、宮城県玉造郡鳴子町湯元の木地業大沼甚三郎・ときの長男として生まれる(一説に明治8年生まれともいうが戸籍上は明治9年である)。父甚三郎は大沼家の甚五郎次… 続きを読む

大沼俊春

〔人物〕 昭和4年3月11日、北海道洞爺湖の桶樽製造業板垣志治郎・スヱの三男に生まれる。3歳の時母と死別、昭和9年6歳の時に鳴子から来て洞爺湖にいた木地師大沼甚四郎夫妻に引き取られて養子となった。入籍はしていなかったので… 続きを読む

桜井昭二

〔人物〕 昭和2年1月1日、鳴子の木地業桜井万之丞、コウの長男に生まれる。桜井(佐藤)実は弟。戦前の学校時代、14、5歳よりこけしの描き方は母コウに習って行った。〈鴻〉によって昭二の存在は既に紹介されていた。昭和20年3… 続きを読む