明治25年(推定)宮城県柴田郡前川村(現在の青根)の木地師佐藤久吉、りんの三男に生まれた。父久吉は青根の丹野工場の職人であり、長兄久助、次兄子之助も木地師として知られる。また父久吉の妹ふよは弥治郎の佐藤栄治に嫁いでいたの… 続きを読む
明治25年(推定)宮城県柴田郡前川村(現在の青根)の木地師佐藤久吉、りんの三男に生まれた。父久吉は青根の丹野工場の職人であり、長兄久助、次兄子之助も木地師として知られる。また父久吉の妹ふよは弥治郎の佐藤栄治に嫁いでいたの… 続きを読む
〔人物〕 昭和36年3月1日に山形市に生まれる。昭和58年3月武蔵大学人文学部を卒業後、山形の伝統産業である織物会社に就職した。昭和60年に結婚。 東京で大学生活を送るうちに故郷の良さを再認識しその中でも木の温もりや… 続きを読む
〔人物〕大正13年4月12日、酒田市外野町の白畑重治、芳の四男に生まれた。白畑與太郎は長兄。高等小学校を卒業後、東北機械(現在の東北電気鉄工㈱)に勤め、親会社鉄興社の機械工養成所で訓練を受けた。昭和19年ころ、神奈川県久… 続きを読む
〔人物〕明治21年1月28日、酒田市下中町の白畑與惣吉、竹代の長男に生まれた。明治34年ころ、高橋直広の弟子となって木地を修業した。明治45年、斎藤峯吉長女芳と結婚、與太郎、陽次、誠吉、幸作の四男をもうけた。 大正2年に… 続きを読む
〔人物〕大正元年12月2日、斉藤真太郎、菊の四女としての酒田に生まれた。昭和元年に山形県酒田市の白畑與太郎と結婚し、夫與太郎や舅重治の木地にこけしの描彩をするようになった。與太郎名義のこけしのかなりの作品は妻女よしの描彩… 続きを読む
〔人物〕明治45年4月10日、酒田市外野町の木地業白畑重治、芳の長男に生まれた。木地は父に習ったほか、昭和12年ころ小田原の福井木地屋で約3ヵ月修業した。このころより動力で木地を挽き、ロクロとダライバンを併用した。以後、… 続きを読む
馬具の一つ。通称、管(くだ)と言って馬の尻尾の捌きを良くするために使われた。尻がい玉ともいう。馬の尾の下を通して両端を鞍に付ける。 尻替玉作りは、ロクロの工法と刃物の扱いの習得になるので、戦前には鳴子はじめ各産地で、弟子… 続きを読む
〔人物〕 昭和4年3月11日、林業陳野原健蔵、フジヱの長男として土湯に生まれる。弟の陳野原幸紀は健蔵五男である。 昭和18年3月土湯尋常高等小学校卒業後は山仕事に従事、その後鶴見の工場に勤務。 昭和39年4月土湯に帰り、… 続きを読む
〔人物〕 昭和22年12月5日、福島県土湯の農業陳野原健蔵・フジヱの五男に生まれる。長兄は和紀。以前から兄和紀のこけし製作を身近に見ていたので、こけしには興味があったが、昭和46年スキーで足を骨折したのをきっかけに、兄和… 続きを読む
〔人物〕 昭和17年3月29日、宮城県玉造郡鳴子町鬼首蟹沢の農業須貝養造の長男に生まれた。昭和32年4月に鳴子の高亀高橋武蔵の家に弟子入りし、技術は主に高橋武男、高橋正吾の指導により習得した。専ら職人として高亀て売られる… 続きを読む