新山吉紀

〔人物〕 昭和35年11月3日宮城県白石市福岡八宮字弥治郎の木地業新山吉太郎の長男に生まれる。昭和47年12月より父の吉太郎が新山福雄について木地の修業をはじめたので、吉紀も昭和49年ころより木地の練習をするようになった… 続きを読む

秋田亮

こけし収集研究家。昭和元年12月5日、香川県丸亀市に生まれた。四ツ目饅頭で知られる老舗四ツ目屋の長男。同店は嘉永6年の創業、京極藩の御用をつとめた菓子商で、高松市に支店があった。亮は6歳で吾妻春繁について鳴滝流舞踊を習い… 続きを読む

佐藤秀一(遠刈田)

〔人物〕 大正3年6月21日、佐藤直助、つるよの二男として遠刈田新地に生まれる。母つるよは秀一のほか三女を生んだが、大正4年に39歳で亡くなった。昭和3年遠刈田高等小学校卒業後、見習工として北岡工場へ入所、父直助につき木… 続きを読む

小笠原義雄

〔人物〕 昭和11年1月22日遠刈田温泉、小笠原久作二男に生まれる。生まれた家は遠刈田新地に向かう橋の手前左側で、寿町の通称六軒長屋とよばれ、隣家には佐藤豊治とその息子たち、三蔵・里見が住んでいた。中学校を卒業後、郵便局… 続きを読む

鈴木久雄

〔人物〕昭和29年6月2日生まれ。福島県須賀川市で金沢徳重の指導を受けた。徳重は戦前に須賀川の牡丹園で売られていたこけしを復元した人。主に徳重の木地下を挽いていた。 最晩年の磯川盛雄のために木地を挽いたことがあった。 〔… 続きを読む

志田栄

〔人物〕 大正10年3月28日、山形県西村山郡大井沢村の農業・木地業志田善見(五郎八)の三男に生まれる。9人兄弟の8番目であった。昭和9年に小学校を卒業し、昭和13年頃より父五郎八の手伝いをするうちに自然に木地挽きの技術… 続きを読む

梅津春一

〔人物〕昭和26年11月16日、山形県米沢市の木地業梅津春雄の長男に生まれた。昭和42年17歳より父の春雄の指導の下に木地を挽くようになった。昭和45年県立米沢高等工業学校建築科を卒業した。木地一般の挽物が主であるが、昭… 続きを読む

六郷仁美

〔人物〕昭和37年2月6日、木地業六郷満の二女に生まれる。平成7年6月より木地の修業を始めた。     平成12年に、佐藤仁美から再び六郷仁美に名前を戻した。 〔作品〕 〔29.3cm(平成10年)(… 続きを読む

小林誠太郎

〔人物〕 大正15年11月7日山形市六日町(通称新築西通り)木地業小林清蔵の長男として生まれる。小林忠次郎は6歳年少の弟。小学生時代からロクロに上り木地を挽いていた。昭和13年頃より父の指導でこけしの描彩も始めた。昭和1… 続きを読む

佐藤重二

〔人物〕大正3年、山形県米沢市の工場経営佐藤春次の次男として生まれた。父の春次は米沢市北堀端町で佐藤撚糸機械製作所を経営していた。重二は昭和5年ころから米沢市膳部町の武田仁兵衛(山形の小林倉吉の弟子)について木地を修業。… 続きを読む