
〔人物〕明治17年4月12日、宮城県刈田郡福岡村大字八宮字弥治郎の農業兼木地業小倉嘉吉、志けの長男に生まる。母志けは同村日下清蔵の六女。弟に精助、朝吉、茂松がある。精助は七ヶ宿の高橋長太郎家の婿養子となった。 明治37年… 続きを読む
〔人物〕明治17年4月12日、宮城県刈田郡福岡村大字八宮字弥治郎の農業兼木地業小倉嘉吉、志けの長男に生まる。母志けは同村日下清蔵の六女。弟に精助、朝吉、茂松がある。精助は七ヶ宿の高橋長太郎家の婿養子となった。 明治37年… 続きを読む
〔人物〕 昭和28年9月6日、宮城県白石市のこけし工人鎌田孝市、うめ子の長男に生まれる。鎌田悦子は姉にあたる。昭和49年暮より祖父の鎌田文市、父の孝市について木地の修業を始めた。描彩については母うめ子の指導も受けた。昭和… 続きを読む
〔人物〕 福島県土湯温泉のこけし工人渡辺定巳の妻女。明治45年5月31日生まれ。昭和45年ころ夫の定巳の木地に描彩のみ行ったものが何本かあり、鹿間時夫が〈こけし辞典〉の渡辺定巳の項目で紹介、その写真も掲載した。同時期に長… 続きを読む
〔人物〕 明治30年1月7日、弥治郎の新山久治郎・さとの四男に生まる。長兄久治との間に久之助、勇の二人がいたが、いずれも幼少時に亡くなった。福太郎は明治44年尋常小学校卒業後、父久治郎、兄久治について木地を習得、同村の佐… 続きを読む
〔人物〕 明治38年10月4日山形市小姓町の長岡彦次郎作3男として生まれる。彦次郎の妹きよが小林吉三郎の妻となった縁から、大正7年吉三郎の弟子となった。昭和2年に年期明けし、蔵王高湯の緑屋商店で半年職人をし、その後小姓町… 続きを読む
〔人物〕昭和30年12月22日、秋田県雄勝郡皆瀬村川向(通称木地山)の小椋宏一、リヨの長男に生まれた。祖父小椋久太郎に可愛がられ、幼い頃から木地挽きの手ほどきを久太郎から受けた。幼い利亮を久太郎が手をとるように教えている… 続きを読む
遠刈田に足踏みロクロ(一人挽きロクロ)を伝えたという木地師。 東京本所の人で、日光の菅原熊吉のもとて1年ほどを仕事をしたのち、仙台の高橋胞吉のところに寄り、そこで遠刈田新地に木地屋が多いと教えられて、明治18年旧1月16… 続きを読む
〔人物〕大正11年1月8日生れ。皆川元一の妻。昭和18年ころから本荘の由利木工製作所に勤め、こけしの描彩を専門に行なった。当時鳴子から来て由利木工所で働いていた高橋盛にも描彩の指導を受けた。高橋盛一家は昭和23年に鳴子へ… 続きを読む
〔人物〕 大正9年5月13日山形県米沢市の工業、林重次郎長男として生まれた。尋常小学校卒業後の昭和7年より市内春日町で木工所を経営していた岐阜県出身の石井酒(みき)に弟子入りし木地挽を習った。年期明け後も石井木工所で機業… 続きを読む
〔人物〕 大正3年6月21日、佐藤直助、つるよの二男として遠刈田新地に生まれる。母つるよは秀一のほか三女を生んだが、大正4年に39歳で亡くなった。昭和3年遠刈田高等小学校卒業後、見習工として北岡工場へ入所、父直助につき木… 続きを読む