〔人物〕大正5年11月1日、宮城県玉造郡鳴子湯元の後藤徳治、さだよの長男に生まれた。鳴子青年学校を4年で修了後、昭和7年17歳より岡崎斉の弟子となり、6年間木地の指導を受けた。特に兄弟子本間留五郎の指導を受けたという。昭… 続きを読む
高橋広則
〔人物〕昭和35年10月3日、宮城県蔵王町遠刈田温泉の高橋広平、テル子の長男に生まれる。昭和55年大河原商業高校を卒業してから父の広平について木地を学び、昭和60年に同年配の佐藤保裕と同時期に自分のこけしを発表した。 〔… 続きを読む
大沼なつ
宮城県玉造郡鳴子の大沼又五郎の二番目の妻。大沼又五郎は女房運が悪く、嘉永6年に最初の妻ちやを亡くしたあとなつを後妻とした。 なつは鳴子の高橋次左衛門の長女。又五郎と先妻ちやとの間にはの間にせい、りうの二女がいて、せいに高… 続きを読む
小椋勝雄
〔人物〕明治42年8月13日、秋田県雄勝郡稲川村大館の木地師小椋米吉、ツメヨの長男に生まれた。小椋俊雄は次弟である。大正4年12月に一家は北海道枝幸郡原野に移住し、さらに大正7年北海道上川郡神楽村神楽町本通(旭川)に移っ… 続きを読む
新山真由美
〔人物〕 昭和40年8月19日団体職員伊藤文雄の長女に生まれる。弥治郎のこけし工人新山吉紀と結婚した。昭和62年4月に長男匠太が誕生した。その頃からこけしの描彩を行うようになったが、さらに昭和63年6月より木地挽きを学び… 続きを読む
千田美千雄
〔人物〕明治40年5月28日、千田酉蔵(明治7年2月2日生・昭和36年9月25日90歳没)、サヱ(明治18年6月18日生・昭和41年3月20日85歳没)の7人兄弟(男6人、女1人)の三男として山形県上山市鶴脛410(現在… 続きを読む
鉄本友三
〔人物〕昭和22年11月22日、宮城県玉造郡岩出町池月鵙小森の農業 鉄本運蔵、こよしの五人兄弟の三男として生まれた。昭和37年3月、一栗中学校を卒業後、千葉県市川市のプラスチック工場に住込みで就職した。半年程勤めた頃に工… 続きを読む
佐藤早苗
〔人物〕 昭和42年3月31日東京都小金井市の会社員鈴木博の長女に生まれる。旧姓達曽部。 平成21年6月、宮城県蔵王町の「伝統こけし工人後継者育成事業」に応募し、これに採用されて伝統こけしの製作を学んだ。この時採用された… 続きを読む
山尾武治
〔人物〕 明治34年6月30日、水戸屋旅館山尾今朝三郎五男として秋保町湯元字薬師に生まる。大正5年より佐藤三蔵に弟子入りして同7年まで木地挽きを修業した。師三蔵はこの頃すでにこけしは全然作らなかったため、兄弟子菅原庄七の… 続きを読む
小林倉吉
〔人物〕明治4年4月1日、木地業小林倉治、しゅんの長男として山形市旅籠町に生まれる。母のしゅんは旧姓森谷で北村山郡沼沢村の出身。倉吉は南山学校で学んだ後、明治15年から二年間米沢の酒屋で丁稚奉公をした。明治17年に米沢か… 続きを読む