佐藤澄子

〔人物〕大正15年1月30日に宮城園柴田郡柴田町槻木に燃料販売業の大宮正吉、ゐなの7人兄弟の長女として生まれた。小学生の時より学業優秀で、大河原の女学校を卒業してから名取市高舘にて小学校の教員を務めた。父の勧めで昭和26… 続きを読む

西田記念館

戦前から昭和の年代にわたり、こけし界をリードしたこけし研究家・蒐集家西田峯吉のコレクションを中心に展示する記念館。 自分のコレクションをこけしの故郷に残したいという西田峯吉の意思を汲んだ公益財団法人東邦銀行教育・文化財団… 続きを読む

渡辺キン

〔人物〕  明治14年10月10日、福島県安積郡郡山町大町一七の塩問屋 足利屋 斎藤定吉・しんの長女に生まる。  温泉旅館中村屋の主人阿部與右衛門の取り持ちで、明治36年7月7日飯坂町字湯沢 鯖湖湯近くの中田角… 続きを読む

大葉富男

〔人物〕 大正15 年10月9日、宮城県刈田郡七ヶ宿村稲子の林業大葉亀之進・はな長男として生まれる。昭和13年村立湯原尋常高等小学校卒業後、植林・炭焼き等の林業に長らく携わった。昭和40年代に入りエネルギー革命によって林… 続きを読む

高橋勘四郎

〔人物〕 明治35年2月20日、宮城県玉造郡鳴子温泉の高橋勘治・たんの四男にうまれる。高橋盛は兄にあたる。父勘治について木地を学び、こけしも作った。深沢要が高橋盛から得た聞書きに「兄弟4人の中で、こけしを作ったのは勘四郎… 続きを読む

竹田齋夫

〔人物〕 昭和16年8月4日、山形県米沢市中央の竹田巳代吉、たつの七人兄弟の五男として生まれた。父の巳代吉は雪室に雪を保存する雪屋を営み、料亭や氷屋等に雪氷を卸していた。齋夫は、昭和33年米沢商業高校中退後に長兄俊雄が工… 続きを読む

斎藤伊之助

〔人物〕 明治26年山形県最上郡南山村肘折の農業斎藤永平の長男に生まれる。12歳の時、古口の寺へ小僧として出されたが、明治40年15歳で肘折に戻り、佐藤文六について木地の修業を行った。当時尾形政治は斎藤永平の家の下屋を木… 続きを読む

佐藤直助

〔人物〕明治6年2月19日、佐藤周右衛門、志のの四男として宮城県刈田郡宮村161番地(遠刈田新地)に生まれる。周治郎、寅治、直治は兄であり、直蔵は弟である。 少年のころ周助・松之進・文平等と共に寺子屋に通い、当時新地にい… 続きを読む

加納博

〔人物〕 昭和29年7月8日、木地業加納栄次、政子の長男として仙台に生まれる。昭和45年頃より、父栄次について木地挽きを始めた。昭和46年3月には名古屋こけし会からの依頼により、こけしを製作し名古屋に送っている。祖父伝三… 続きを読む

大旗英雄

〔人物〕昭和9年2月6日、北海道帯広市農業大旗源治郎の次男として生まれる。母親が佐藤文助の妹だった関係で戦後は宮城県へ移住し、仙台市内に数年住んだ。昭和29年から遠刈田新地の佐藤文男について木地修業を始めた。その後、遠刈… 続きを読む