佐藤治郎

〔人物〕 大正4年7月13日宮城県刈田郡福岡村の農業、木須春五郎三男として生まれる。尋常小学校卒業後しばらくは実家の手伝いをしていたが現役兵として入隊、除隊後大阪の住友工場で働いた。昭和15年遠刈田新地佐藤円吉三女やいと… 続きを読む

阿部敏道

[人物] 昭和16年11月28日、阿部金一・シナの長男として福島県信夫郡土湯温泉下ノ町に生まる。昭和32年中学校卒業後上京し川崎で旋盤工、浅草で菓子製造の職に就いた。昭和39年帰郷後は専ら母シナ経営の土産物店「まつや物産… 続きを読む

阿部金蔵

〔人物〕 明治3年8月11日福島県土湯村字上ノ町16の旅籠阿部善治郎・カネの長男に生まれる。父善治郎は阿部傳兵衛の長男で弘化4年6月14日の生まれ、旅籠上の松屋を経営し、また木地も挽いていたという。松屋の祖は文禄年間越後… 続きを読む

阿部広史

〔人物〕 明治31年8月18日土湯の上ノ町16 阿部金蔵・ミヱの長男に生まれる。戸籍表記は廣史。金蔵の家は、上の松屋と呼ばれ旅籠を本業としていたが、明治後期には木地と炭焼きを専業とするようになっていた。広史は大正3年17… 続きを読む

高橋寅蔵

〔人物〕 明治11年5月14日宮城県玉造郡西大崎村下の目の農業氏家助三郎・とみの三男に生まれる。明治36年3月14日鳴子の高橋万五郎の養女千賀代(万五郎の妹のしの娘)の入婿となり、高橋姓に変わった。日露戦争に従軍。木地は… 続きを読む

陳野原和紀

〔人物〕 昭和4年3月11日、林業陳野原健蔵、フジヱの長男として土湯に生まれる。弟の陳野原幸紀は健蔵五男である。 昭和18年3月土湯尋常高等小学校卒業後は山仕事に従事、その後鶴見の工場に勤務。 昭和39年4月土湯に帰り、… 続きを読む

大内慎二

〔人物〕 昭和32年5月10日福島県岳温泉の会社員大内修二の二男に生まれる。 母は大内一次の妹であったが、一次に子供がいなかったため夫婦で一次の養子となった。したがって一次は慎二にとって伯父であり祖父であった。 和光大学… 続きを読む

鈴木征一

〔人物〕   昭和19年11月17日、東京都品川区の会社員鈴木慶次郎の長男として生まれる。 当時父慶次郎は東京芝浦製作所勤務していたが、征一が5歳の時肘折へ帰郷した。慶次郎の父慶太は肘折の横山工場で材料関係の仕事をし、ま… 続きを読む

厄除子如来

宮城県鳴子温泉を潟沼の方に登ったところ、大穴のふもとに祀られていた如来。鳴子こけしの起源とこけしの語源に絡んで説明されたことがある。 昭和初期に鳴子木地組合が作った赤い紙のこけし由来記があり、橘文策は〈木形子・第2号〉に… 続きを読む

菅原修

菅原修

〔人物〕   昭和27年10月18日、農業・菅原新一郎の三男として生まれる。 昭和46年12月神奈川県鎌倉市の大石製作所で大石辰雄のもと木地修業を始め、その後秋田県本荘市(現・由利本荘市)に移転。昭和… 続きを読む