〔人物〕 大正9年1月14日福島市立子山の佐久間久吉・マツエ長女として生まれる。昭和17年12月伊達郡川俣町日和田の佐久間義雄(二代目虎吉)と結婚、後に哲・京子・英二の二男一女を儲けた。昭和35年頃、たまたま描彩していた… 続きを読む
佐藤好秋
〔人物〕 明治39年11月20日、遠刈田新地佐藤松之進・あきの次男として遠刈田新地に生まれる。大正8年尋常小学校在学中より、松之進につき木地修業。コマ・ヤミヨ等を作った、松之進長男松三郎は夭折、三男進は27歳で死亡、四男… 続きを読む
新山敏美
〔人物〕 昭和31年4月6日、米沢市白布温泉新山慶美の次男に生まれる。中学在学中より父慶美より木地を習い、15歳ころよりこけしも作るようになった。ただし、市販などはおこなわれず高校卒業後は別の仕事に就いて、市内笹野へ転居… 続きを読む
西山敏彦
〔人物〕 昭和34年6月30日、福島県土湯温泉の木地業西山憲一・キヨの三男に生まれる。 昭和53年3月福島県立福島商業高校を卒業後、飯坂温泉のホテル聚楽㈱に入社、昭和55年転職して東北ムネカタ㈱で働いた。平成… 続きを読む
我妻市助
〔人物〕 大正10年、宮城県柴田郡青根の木炭業我妻市三郎、せよの長男に生まれる。青根の我妻芳夫は実弟にあたる。父市三郎の弟は我妻吉助で、吉助は遠刈田新地の佐藤好秋について木地を修業していた。その縁で昭和12年3月より、好… 続きを読む
小林吉三郎
〔人物〕 明治20年11月25日、山形市旅籠町木地業小林倉治の七男として生まれる。小学時代よりロクロには親しんでいたが、明治33年14歳のとき兄吉太郎が兵役について家を離れたため、そのロクロで父倉治について正式に修業を始… 続きを読む
岡崎直志
〔人物〕 明治44年7月1日、山形県西村山郡西川町の宿坊経営叶直家・雅代の次男に生まれる。叶家は出羽三山の参詣客の宿坊を営んでいた。大正15年高等小学校卒業後食料品卸商に勤めたが、昭和7年に入隊兵役、10年に除隊した。昭… 続きを読む
今泉房雄
〔人物〕 昭和17年11月26日、福島県土湯温泉の養蚕山林業今泉初治、サダの次男に生まれる。今泉源治は長兄。山根屋の渡辺作蔵の二女サイが今泉源蔵に嫁ぎ、初治を生んだので源治、房雄兄弟は作蔵の曾孫にあたる。福島市立土湯中学… 続きを読む
須賀恒一
〔人物〕大正8年9月28日、青根温泉の商業須賀恒雄、いさおの長男に生まれる。母のいさおは青根のこけし作者佐藤貢の姉にあたる。昭和8年高等小学校を卒業後、青根で土産物店の経営に就いた。 昭和17年に入隊、戦後昭和20年に帰… 続きを読む
照井哲也
〔人物〕 昭和45年8月1日発行の〈こけし手帖113号〉で柴田長吉郎が執筆した「南部佐々木家の工人たち(2)横川目の工人・与始郎」に、南部系工人佐々木与始郎の横川目時代の弟子・照井哲也がこけし製作をした旨記述がある。以… 続きを読む