こけし句会

昭和23年ころから、作家福田清人が中心となって西荻窪で催されていた句会。大日本国語辞典の編集者松井簡治の息子でその校正にも携わった松井驥(駑十)などもこの句会に参加していた。昭和26年6月にこの句会の句友19名が10句づ… 続きを読む

相川忠次郎

肘折近在の出身で、明治40年ころ横山政五郎と同時期に佐藤周助の弟子となった。詳細は不明。〈こけし辞典〉で白鳥正明は「横山忠次郎と同一人かも知れない」としている。 出典は、肘折を最初に詳しく調査した加賀山昇次が〈こけしの郷… 続きを読む

小形律子

〔人物〕昭和11年10月29日生まれ。小形通憲の妻女。夫の通憲に従い、平成14年頃よりこけしの製作を始めた。   〔作品〕通憲と同様に、小島長治郎経由の鈴木庸吉様式のこけしを作った。 〔24.0cm(平成14年… 続きを読む

渡辺義徳

〔人物〕 昭和26年12月14日、福島県飯坂のこけし工人渡辺喜平の次男に生まれる。父喜平について木地の技術を学び、昭和50年頃よりこけしの製作を始めた。ただし、こけしの製作期間は短く、間もなく転職した。こけし作者渡辺幸典… 続きを読む

渡辺正雄

〔人物〕大正6年2月24日、福島県船引町の農業渡辺章三郎の長男に生まれる。昭和25年より、白石で新型のこけしを作っていたが、昭和26年より弥治郎の佐藤辰雄に師事して木地の技術を学んだ。旧型も作るようになった。 昭和27年… 続きを読む

渡辺長一郎

〔人物〕大正6年11月30日、福島県郡山市の農業渡辺清次の長男に生まれる。昭和22年木地の技術を永井実より学んだ。その後、こけし作りを志し、昭和45年より中ノ沢の岩本芳蔵の指導を受けた。岩本善吉の流れを汲む蛸坊主と呼ばれ… 続きを読む

六郷仁美

〔人物〕昭和37年2月6日、木地業六郷満の二女に生まれる。平成7年6月より木地の修業を始めた。     平成12年に、佐藤仁美から再び六郷仁美に名前を戻した。 〔作品〕 〔29.3cm(平成10年)(… 続きを読む

横山水樹

〔人物〕昭和21年9月3日山形県西置賜郡飯豊町の横山昇の次男に生まれる。戸籍名は和昭。 昭和50年日立製作所日立工場に入社、昭和57年に退社し、同年8月37歳の時、こけし工人を志して弥治郎の新山久城に師事した。約2年の修… 続きを読む

遊佐博志

〔人物〕昭和28年1月8日、宮城県玉造郡鳴子町の岡崎斉吉の六男に生まれる。岡崎仁治は長兄である。昭和40年に古川工業高校を卒業したが、その在学中より父岡崎斉吉について木地を学んだ。遊佐耕三の娘妙子と結婚し、遊佐家の婿とな… 続きを読む