〔人物〕大正11年11月6日、宮城県鳴子の高橋覚五郎の娘に生まれた。祖父は高橋覚左衛門で沢ロ吾左衛門文書(明治21年4月)の木地挽ノ部に名前を記載された木地師であった。 昭和30年代末頃から鳴子駅前通りにあった及川正夫商… 続きを読む
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山下洋
〔人物〕昭和18年1月15日生まれ。昭和33年に鳴子の大沼宜輔の工場に職人として入り、木地を修業した。先輩職人に菅原直義がいて、そのこけし作りに学んで洋もこけしを作るようになった。 ただ製作期間は短く、昭和37年ごろに転… 続きを読む
松田淑子
〔人物〕昭和5年2月25日、宮城県岩出山の大場忠の長女として生まれた。鳴子のこけし工人松田三夫と結婚した。松田忠雄は長男である。夫三夫のこけし製作を手伝っていたが、義父松田初見や三夫のこけし描彩を見ながら学んで、昭和40… 続きを読む
高橋盛雄
〔人物〕大正6年7月22日、鳴子高橋盛・きくゑの長男に生まる。高橋松子は妹、遊佐福寿は実弟である。高等小学校を卒業後、父盛について木地を修業した。こけしも作り、母きくゑと合作のものなどが及川商店で売られた。昭和12年より… 続きを読む
高橋達子
〔人物〕 大正10年2月10日、宮城県玉造郡川渡大口の東北電力社員阿部清助・とみのの三女として生まれた。戸籍表記はたつ。川渡小学校、岩出山実科高等女学校を卒業。昭和24年鳴子こけし工人高橋盛雄と結婚した。こけし工人であっ… 続きを読む
宮本惣内
陸中国磐井郡山目村にて文政6年9月6日に生まれた。父は宮本惣三郎。妻リサは宮城県志田郡田尻の生まれ。惣内、リサには長男惣蔵、二男惣七がいる。惣七の妻は山目の鈴木キン三女ナツである。惣七、ナツの間には永吉、永七、栄三がいた… 続きを読む
菅原くにみ
〔人物〕昭和23年2月1日、宮城県玉造郡鳴子町の木地業菅原春治の長女に生まれる。菅原家は元来木地師の家系であったがこけしは作らず、父春治の代に岡崎斉などのこけしを見取りで学んでこけしを作り始めた。昭和42年4月、栗原郡一… 続きを読む
桜井尚道
〔人物〕 昭和63年7月7日、宮城県大崎市鳴子温泉のこけし工人桜井昭寛の長男に生まれる。桜井昭二は祖父。高専卒業後、東京で建築関係の仕事に従事。平成26年鳴子に戻る。平成27年4月頃より、父の昭寛について木地の練習を始め… 続きを読む
伊藤宏美
〔人物〕昭和33年5月6日、宮城県玉造郡鳴子町沼井の伊藤松一の三男に生まれる。長兄に一美がいる。祖父松三郎、父松一のもとで育ち、若い頃からロクロに親しんだ。木地は若い頃より挽いたが、昭和52年ころからこけしの木地を挽き、… 続きを読む
大沼勝三郎
慶応元年6月10日、鳴子大沼勝蔵の長男に生まる。木地は父勝蔵について学んだ。明治22年ころより3年間一家を挙げて瀬見に渡り、瀬見橋の畔で木地屋を開業した。その後、鳴子へ帰り旅館ゆさやの隣で木地を開業したが、明治30年代に… 続きを読む