カテゴリー別アーカイブ: 歴史

旭川

北海道旭川市。北海道北中部の上川盆地に位置し、交通の要地であって札幌に次ぐ北海道第2の都市、政治・経済・文化の中心地となっている。 旭川市神楽町には、大正7年に秋田県大館より移住した木地山系の小椋米吉一家がいて木地業に従… 続きを読む

一般型

子供の玩具としてのこけしを直接のスタートととして持たず、収集家・業者等の指導・要請により発生したこけしで、外面的には一見伝統の衣装をまとっているが、伝統的な系譜と直結していないこけしを一般型と総称する。 戦前のこけしブー… 続きを読む

こけし応用品

こけし応用品は、こけしの形態を応用して製作された品で、こけし蒐集時代の初期から今日まで種々の目的を持って各種作られてきた。 昭和22年12月、川口貫一郎は、「こけし応用雑器の栞」を上梓して、75種のこけし応用品を紹介した… 続きを読む

浅井小魚

秋田県鹿角郡大湯の俳匠で郷土史研究者。明治8年、大湯丁内の鍛冶業瀬川家に生まれ、本名は末吉。長じて22歳のとき浅井家に養子となった。 幼児から学問を好み、青年となるに及んで、熱心なキリスト教信者となり、布教活動もした。 … 続きを読む

鎌先商い

弥治郎の木地屋の女房は製品を風呂敷に入れて背負い、鎌先の旅館で部屋を廻って湯治客に直接売っていた。これを鎌先商いという。 菅野新一は、鎌先商いの様子を次のように記述している。 「弥治郎の女房の仕事というと、なんといっても… 続きを読む

笹川菊之助

福島県中ノ沢の木地師。中ノ沢の木地業においては重要な工人であったがこけしは作らず、こけし工人ではない。 〔人物〕 明治24年5月30日、笹川勘助、もとの長男として川俣で生まれた。笹川家の先祖は福島県東白川郡棚倉の出身で地… 続きを読む

東京こけし會こけし展

東京こけし会(戦前昭和14年より19年1月まで活動)は、昭和15年7月27日に鳴子にて参会者50余名を集めて現地大会を開催したが、翌月8月28日より9月1日まで東京の白木屋にてこけし展を開催した。こけし展の企画運営は、こ… 続きを読む

坪井正五郎

東京において、明治から大正にかけて古物、故実、風俗、玩具の蒐集、調査、鑑賞に関わる活動を組織化した人物。「竹馬会」「集古会」「大供会」「流行会」など人形、玩具に関わるかかわる多様な活動に関わった。交際が広く、これらの重層… 続きを読む

小沢一蛙

明治から昭和にかけての趣味人。特に蛙に関わるものの蒐集を行った。趣味人たちとの交流も多く、こけし蒐集家との接点も多い。 明治9年、東京日本橋に生まれた。本名は小澤幸太郎。内閣印刷局(造幣局第一証券課)に勤め、趣味の蛙の蒐… 続きを読む