カテゴリー別アーカイブ: 工人

佐藤静助

〔人物〕明治34年9月15日、佐藤周吾・イシの長男として宮城県柴田郡川崎村青根温泉に生まる。朝倉家へ養子に行った英次は静助の次弟にあたる。大正3年より父周吾につき木地挽を始め、盆、鉢、こけし、玩具類等を作った。大正6年こ… 続きを読む

佐藤信一

〔人物〕大正12年5月25日生まれ。秋田県雄勝郡稲庭村のこけし作者。 昭和50年頃より、井上周治に師事してこけし製作を学んだ。昭和52年頃より作品を出すようになった。   〔作品〕井上周治の様式を継承した。井上… 続きを読む

佐藤武雄

〔人物〕 大正3年6月22日宮城県秋保の佐藤三蔵、よしの長男に生まれる。小学校卒業後、昭和元年ころから父三蔵につき木地修業を開始した。この頃三蔵の仕事場では弟子の菅原庄七が働いていたので、実際の指導は庄七によるところが大… 続きを読む

志田忠一

〔人物〕大井沢のこけし工人。〈山形のこけし〉志田清次郎の項にに写真紹介され「なお志田忠一名義のこけしも少数知られているが詳細不明である」とされた。 〔作品〕鳴子風の形態、描彩をしており志田清次郎と何らかの関係があると思わ… 続きを読む

佐藤円夫

〔人物〕 昭和17年6月10日、宮城県名取郡秋保町薬師のこけし工人佐藤武雄の長男に生まれる。戸籍名は一夫。姉に節子、弟に武志がいる。祖父は菅原庄七の師匠佐藤三蔵である。学校卒業後、父の武雄について木地挽きをはじめ、さらに… 続きを読む

佐藤信

〔人物〕大正15年4月17日生まれ。青森県黒石市大字袋字上野のこけし工人佐藤善二の妻女、佐藤佳樹は長男である。夫善二に倣って善二の木地に描彩をするようになった。 夫の善二は昭和60年6月に亡くなったが、その後は長男佳樹の… 続きを読む

千葉友一

〔人物〕昭和36年10月22日に宮城県栗原郡栗駒町の農業千葉茂、トヨ子の3人兄弟の末子として生まれた。父の茂は米作も行っていたが、高い利益率のいちごと大根の収穫に力を入れた。友一は栗駒町立栗駒中学校を昭和52年3月に卒業… 続きを読む

佐藤春二

〔人物〕明治36年3月2日、宮城県刈田郡八宮村11番地(弥治郎)の佐藤幸太・すくの五男に生まれる。五男であるのに名前にニがついているのは誕生日の「三(月)ニ日の人」を組み合わせると「春二」になるからということであった。兄… 続きを読む

金田一政一

〔人物〕大正14年1月5日生まれ。鳴子のこけし工人大沼純の妹敬子と結婚した。結婚後義兄の大沼純に師事してこけしを製作したが、その後仙台での会社員としての勤めが本業となり、こけしを市場に出すことは行わなくなった。 &nbs… 続きを読む

相沢たま子

〔人物〕生年月日不明。白石のこけし販売業宮城物産で扱ったこけしの描彩者。 鳴子系のこけしの描彩を行った。宮城物産の職人の木地に描彩したと思われる。 〔作品〕鳴子の一般的な様式の菱菊のこけしを作った。 〔24.0cm(昭和… 続きを読む