カテゴリー別アーカイブ: 工人

梅津正永

〔人物〕大正12年9月9日、福島市桜本の農業梅津正吉の四男に生まれる。 家業は精米業であるが、中年になってからこけし製作を志し、西山憲一の指導を受けた。こけしは昭和45年ころから作るようになった。 平成21年11月25日… 続きを読む

石山和夫

〔人物〕昭和4年4月28日、山形県東村山郡山寺村(現山形市)芦沢に生まる。大工石山三五郎の五男。戦時中横浜市新子安の日産自動車㈱の工場に勤め、昭和20年に帰郷後、兄三四郎について木地を習得、こけしを挽きはしめた。昭和31… 続きを読む

阿部善治郎

弘化4年6月14日、土湯村の旅館業阿部傳兵衛、ミンの長男に生まる。傳兵衛家は文禄年間越後から土湯に渡ってきた村上氏の浪人阿部徳右衛門薩摩の祐筆阿部傳兵衛の直系で、代々傳兵衛を名乗っていたという。屋号は松屋であるが、阿部吉… 続きを読む

秋山とらよ

明治18年4月27日、宮城県栗原郡高清水町の梅崎利助、まさのの長女に生まれる。明治41年鳴子の秋山耕作と結婚、のち耕作とともに南津軽郡蔵館、大鰐へ移り、大正12年に鳴子に戻った。耕一郎、耕二郎など四男五女をもうけた。 昭… 続きを読む

今野新四郎

〔人物〕 安政6年3月21日、宮城県宮城郡大沢村芋沢村本郷の農業今野太左衛門・さゑの四男に生まる。新四郎には幼児のころから進行性の足の骨の病があり、農業には向かなかったため、手に職をつけることを志した。そこで明治10年頃… 続きを読む

岩松直助

〔人物〕  岩松直助は作並系のこけしの創成に関わった工人。前名麻生政治。 文化11年(1828)、現在の湯沢市三梨町宮田の麻生久右衛門家に生まれた。麻生家は徳治元年(1306)頃、常陸国(茨城県)麻生の里から秋田宝福山の… 続きを読む

鎌田孝市

〔人物〕  大正14年2月10日、鎌田文市・さくよの長男として、宮城県白石市新町に生まれた。この年、一家は新町より白石市長町に転居した。孝市は昭和14年4月ころより、父文市について木地挽きの修業を始め、こけしもこの頃より… 続きを読む

高橋博

〔人物〕 昭和4年3月1日、山形県東根市の海産物商高橋太市郎の五男に生まれる。平成2年4月より、山形市の小林清次郎について木地の修業を始めて、平成3年より自分の作品を発表するようになった。 〔作品〕小林清次郎の作風を継承… 続きを読む

嶋津誠

〔人物〕昭和36年6月22日、青森県大鰐町の木地業嶋津誠一、幸子(こうこ)の長男に生まれた。昭和55年3月弘前東奥義塾高校を卒業し、弘前日産自動車に入社した。 昭和64年より父の誠一について木地の技術を習得し、父の経営す… 続きを読む