カテゴリー別アーカイブ: 工人

高橋きくゑ

〔人物〕 明治29年6月2日、宮城県玉造郡岩出山町森谷平治、ともの二女に生まれた。大正5年鳴子町湯元の高橋盛と結婚、盛雄、まつを、たきゑ、福寿らの子供をもうけた。夫盛のこけしの描彩を手伝った。大正12年に一家は鳴子町新屋… 続きを読む

佐藤吉之助

〔人物〕 明治41年9月20日、遠刈田新地の木地師佐藤吉五郎の四男に生まれる。佐藤吉弥は兄、佐藤茂吉は叔父、佐藤吉郎平は従兄弟にあたる。 明治42年、家族で新地より遠刈田温泉に移った。大正8年から父吉五郎につき木地を修業… 続きを読む

佐藤喜一

〔人物〕  明治27年8月24日、福島県信夫郡飯坂町十綱町八幡屋佐藤栄治・クラの長男に生まれる。父栄治について木地を修業し、明治42年16歳のころからこけしを作り始めたという。喜一名儀のこけし写真を最初に紹介し… 続きを読む

庄子文治

〔人物〕明治36年生まれ。仙台の佐藤賢治について木地を修業し、やはり賢治の弟子であった加納伝三郎が経営していた工場で働いた。東京こけし会の機関紙〈こけし・8〉(昭和15年7月)に「近々仙台こけし会より頒布される」という山… 続きを読む

大沼新兵衛

〔人物〕 明治19年10月14日(戸籍面では18日)、大沼平三郎の三男として鳴子に生まる。通称を要という。長兄は戸籍名を要といい、通称を誠という。父平三郎は沢口吾左衛門文書(明治21年)にも記録される木地師で、大沼岩太郎… 続きを読む

大沼君子

〔人物〕 大正4年5月14日、宮城県玉造郡鳴子町の大沼新兵衛、きみよの長女に生まれる。戸籍表記はキミコ。高等小学校卒業後、大正14年4月に家族で仙台に移った。父新兵衛は仙台で仙台工業試験場に勤めた。母きみよは昭和16年に… 続きを読む

渡辺賢一

〔人物〕  昭和22年4月19日、渡辺徳三、カヨの4人兄弟(一男三女)の長男として二本松市小浜町に生まれる。出生時、徳三は福島県庁土木部勤務でエンジニアとして地元の橋の建設等に携わっていた。その後県庁を退職して、兄弟で奥… 続きを読む

渡辺聡

〔人物〕 昭和56年12月11日、福島県飯坂の渡辺幸典の二男に生まれる。戸籍表記は渡邉聡。山形大学工学部を卒業後、福島市役所に勤めている。 こけしは平成22年より、父幸典の指導を受けて製作している。木の伐採以外の作業につ… 続きを読む

富塚由香

〔人物〕 平成4年7月27日に富塚信雄・ひろみの長女として宮城県白石市に生まれる。大河原商業高校卒業後、高校の担任の紹介で白石市の「地域人材育成事業」のプログラムに応募し、平成23年4月21日より弥治郎こけし村で木地業の… 続きを読む

白鳥保子

〔人物〕  昭和36年3月1日に山形市に生まれる。昭和58年3月武蔵大学人文学部を卒業後、山形の伝統産業である織物会社に就職した。昭和60年に結婚。  東京で大学生活を送るうちに故郷の良さを再認識しその中でも木の温もりや… 続きを読む