カテゴリー別アーカイブ: 弥治郎系

佐藤裕介

〔人物〕  昭和57年4月6日、木地業佐藤誠孝、美喜子の二男として福島県いわき市に生まれる。兄は佐藤英之である。若いころより絵画に興味を持ち、高校卒業後は絵画関係の専門学校に進んだ。「夏井裕」の雅号で作品を発表、絵画の活… 続きを読む

西須政広

〔人物〕大正6年6月13日、山形県米沢市の西須政太郎の三男に生まれた。長兄に政芳、弟に政明がいた。昭和5年小学校卒業後、長兄の西須政芳について木地の技術を修得した。各種木地製品を挽いたが、こけしの木地も挽いた。その後兵役… 続きを読む

新山民夫

〔人物〕 昭和34年5月26日、宮城県白石市福岡八宮弥治郎の新山左京の長男に生まれる。昭和52年より祖父の新山左内、父の左京について木地を学び、こけしを作り始めた。昭和56には江戸独楽の技術について広井道顕の指導を受けた… 続きを読む

小倉嘉吉

宮城県刈田郡福岡村弥治郎のこけし工人。ただし作品は未確認である。 慶応元年5月7日、弥治郎北73番地の農業木地業小倉嘉蔵、よしの長男に生まれる。父嘉蔵は嘉七、くまの長男。小倉家は代々木地師で、享保16年の山之合判に記載さ… 続きを読む

佐藤春二

〔人物〕明治36年3月2日、宮城県刈田郡八宮村11番地(弥治郎)の佐藤幸太・すくの五男に生まれる。五男であるのに名前にニがついているのは誕生日の「三(月)ニ日の人」を組み合わせると「春二」になるからということであった。兄… 続きを読む

渡辺幸九郎

  〔人物〕明治25年11月3日、宮城県弥治郎の渡辺幸六、みんの次男に生まる。渡辺幸治郎は長兄。明治35年11歳のとき、生家上屋敷より白岩屋敷へ移る。 明治39年15歳より新山栄五郎について木地を習得、明治45… 続きを読む

蔦作蔵

〔人物〕 明治25年11月18日、宮城県柴田郡大河原町に、菓子職人蔦伊作・ハツノの長男として生まる。弟に、幸作、金作がいる。蔦家は代々山梨県で寺職に従い、寺の周りの蔦にちなんでこの姓名をつけたといわれる。明治3… 続きを読む

渡辺求

〔人物〕 明治31年3月9日、福島県双葉郡浪江町権現堂に10人兄弟の四男として生まれる。家は金具鍛冶職で、親、兄弟に木地の関係者はいない。父が毎年鎌先温泉に湯治に行っていたので、木地細工に目をつけ、明治44年、14歳の求… 続きを読む

佐藤今三郎

〔人物〕明治22年11月18日、弥治郎の木地業佐藤幸太・すくの長男に生まれる。弟に慶治、味蔵、春二がいた。父幸太は遠刈田で一人挽きを学んで、弥治郎に伝えた重要な工人であり、今三郎はその父幸太について木地を修業した。幸太は… 続きを読む

木村敦

〔人物〕昭和50年9月7日、宮城県白石市越河の木村功、英子の長男に生まれる。母の英子は弥治郎のこけし工人佐藤英雄の妹にあたる。 平成10年東北学院大学を卒業した。卒業後、不動産会社の営業職、作業服専門店の店長等を勤めた後… 続きを読む