カテゴリー別アーカイブ: 木地山系

佐々木和郎

〔人物〕昭和9年4月15日、秋田県湯沢市の菓子製造業佐々木貞吉の二男に生まれた。本来は湯沢で漆器や強度民芸を扱う店を経営していた。昭和42年4月より井川武松の指導で木地を挽くようになった。昭和44年1月より見取りでこけし… 続きを読む

小椋留三

〔人物〕明治42年10月25日、雄勝郡皆瀬村川向の木地業小椋久四郎・キクの三男に生まる。小椋久太郎は長兄にあたる。大正11年小学校卒業後、父につき木地修業。種々の雑器を挽き、久四郎や久太郎こけしの木地下を挽いた。昭和12… 続きを読む

小椋泰一郎

〔人物〕明治22年4月20日、秋田県雄勝郡高松村120(水上沢木地山)小椋養治、カヤの長男に生まれる。父養治は小椋勇右衛門の長男で、代々初右衛門を名乗った。カヤは小椋利左衛門(吉左衛門の長男)の長女であり、カヤの母ナツは… 続きを読む

小野寺徳一

〔人物〕明治35年1月30日、秋田県雄勝郡川連町大舘の小野寺虎之助の長男に生まれる。〈こけし辞典〉では父の名を実之助としているが虎之助が正しい。父虎之助は塗師小野寺梅太郎の弟であるが、横木専門の木地挽きとなった。しかし、… 続きを読む

小野寺梅太郎

明治2年11月1日、秋田県雄勝郡大舘村の小野寺徳治、フンの長男に生まれる。弟に栄治郎、虎之助、為四郎などがいた。代々新太郎を名乗った塗師の家系である。明治24年木地山の小椋徳右衛門長女カネと結婚した。梅太郎自身は家業の塗… 続きを読む

小椋カネ

〔人物〕明治元年10月13日、小椋徳右衛門・マサの長女として、秋田県雄勝郡川向村二五六番地(現在秋田県湯沢市皆瀬水上沢)に生まる。小椋久四郎・石蔵等の姉にあたる。明治24年10月、川連町大舘の塗師の小野寺梅太郎と結婚。 … 続きを読む

伊藤常治

〔人物〕 明治39年7月21日、秋田県雄勝郡皆瀬村小安温泉の農業伊藤政治・キサの二男に生まれる。、兄兵太郎の上に養子儀一郎がいる。小学校卒業後、営林署に勤務した。 伊藤家は農業および旅館業の傍ら木地業も営んでいたようで、… 続きを読む

伊藤儀一郎

〔人物〕 明治15年1月1日、秋田県雄勝郡川連村に生まる。井上栄治の孫。明治21年母キサが伊藤政治と結婚したので、妹のキヱとともに政治の養子となった。   明治23年養父に長男兵太郎が生まれた。小学校… 続きを読む

中川徳二郎

〔人物〕昭和5年8月29日、秋田県雄勝郡雄勝町横堀に生まれた。鈴木幸太郎の妻女さと子の弟にあたる。昭和38年より義兄である鈴木幸太郎に師事して木地を習得した。昭和49年からは長男の郁夫も、幸太郎、徳ニ郎について木地の修業… 続きを読む

奈良吉弥

〔人物〕昭和14年2月14日、秋田県鹿角郡十和田町大湯温泉字二本柳の農業奈良富衛、そめの五男に生まれる。大湯の定時制高校に通いながら毛馬内の木地師成田七郎について約三ヶ月木地の技術を学んだ。昭和29年ころより、大湯で新型… 続きを読む