佐々木清

大正12年、佐々木金次郎次男として青森県南津軽郡山形村大字板留字宮下に生まれた。昭和2年、兄の金一郎と共に大鰐町に移住。昭和12年高等小学校卒業後、父金次郎につき木地を修業した。昭和18年、一時軍隊へ入った以外木地業を続… 続きを読む

作田栄一

〔人物〕 昭和4年8月14日、宮城県遠刈田温泉の同業組合検査官作田栄利の長男に生まれる。作田隆は叔父、作田孝一は従兄弟にあたる。昭和18年高等小学校卒業後、塩釜海員養成所に入り、昭和19年より上船勤務に服した。下田で終戦… 続きを読む

作田栄利

〔人物〕 明治31年7月9日、宮城県刈田郡遠刈田温泉商業作田良瑞長男として遠刈田温泉に生まれる。大正2年遠刈田新地の佐藤吉郎平の弟子となり木地を修業した。佐藤吉弥、佐藤巳之吉は兄弟子である。大正5年に年期が明け、お礼奉公… 続きを読む

作田孝一

〔人物〕昭和10年11月11日、作田隆長男として遠刈田温泉に生まる。中学生時代からロクロに上がっていたが、昭和26年中学卒業と同時に作田栄利の工場で正式に父の隆について木地技術を学んだ。昭和28年父と共に栄利の工場から独… 続きを読む

作田隆

〔人物〕 明治33年3月24日、商業作田良瑞の次男として遠刈田温泉に生まれる。大正2年尋常小学校を卒業後、酒屋の番頭となったが、大正5年佐藤吉郎平の弟子であった兄栄利が年期明けして木地業を始めたので、隆も栄利に… 続きを読む

佐久間アサ子

〔人物〕 大正9年1月14日福島市立子山の佐久間久吉・マツエ長女として生まれる。昭和17年12月伊達郡川俣町日和田の佐久間義雄(二代目虎吉)と結婚、後に哲・京子・英二の二男一女を儲けた。昭和35年頃、たまたま描彩していた… 続きを読む

佐久間浅之助

〔人物〕 弘化4年12月22日、福島県信夫郡土湯村字下ノ町の稲荷屋佐久間弥七、タカの長男に生まれる。戸籍表記は淺之助。母タカは二階堂藤四郎の二女。稲荷屋は祖先の作兵衛の時代に二本松往復時、狐に助けられたのにちなみ命名して… 続きを読む

佐久間勝

〔人物〕  明治38年3月20日、佐久間沢次郎・シモの長男として、土湯村字杉ノ下六三に生まる。大正9年ころ、野地温泉の叔父嘉吉に入門。短期間木地の指導を受けた。相弟子に佐藤佐志馬、勝の弟の佐久間弥がいた。昭和の… 続きを読む

佐久間亀五郎

江戸中期土湯に生まれた。木地業佐久間作兵衛(三代)の長男。家号は稲荷屋。稲荷屋は祖先の作兵衛の時代に二本松往復時、狐に助けられたのにちなみ命名したという。亀五郎は、化政当時会津藩と二本松藩を結ぶ交通の要地として、また湯治… 続きを読む

佐久間粂松

〔人物〕  明治8年3月7 日、土場温泉下ノ町28 (現在の新店)の木地業湊屋佐久間浅之助・ノエの次男に生まれる。母ノエは熊捕り名人の鉄砲師二瓶儀助の二女で、寺子屋の優等を見込まれて浅之助に嫁いだ。 戸籍表記は久米松。土… 続きを読む