〔人物〕昭和16年8月16日、宮城県刈田郡滑津の農業桜井源十郎の長男に生まれる。戸籍表記は櫻井。昭和35年頃より白石に出て新型の木地を6~7年挽いた。正式に伝統こけしを作り始めたのは昭和43年に大葉亀之進の指導を受けてか… 続きを読む
笹川菊之助
福島県中ノ沢の木地師。中ノ沢の木地業においては重要な工人であったがこけしは作らず、こけし工人ではない。 〔人物〕 明治24年5月30日、笹川勘助、もとの長男として川俣で生まれた。笹川家の先祖は福島県東白川郡棚倉の出身で地… 続きを読む
佐々木覚平
〔人物〕 昭和8年6月5日、岩手県和賀郡横川目佐々木与始郎、センの三男に生まる。新制中学校卒業。木地は小学校在学中より父与始郎について修業した。昭和24年より北上市の木工所で新型こけしの木地を数年挽く。川口貫一郎が主宰し… 続きを読む
佐々木和郎
〔人物〕昭和9年4月15日、秋田県湯沢市の菓子製造業佐々木貞吉の二男に生まれた。本来は湯沢で漆器や強度民芸を扱う店を経営していた。昭和42年4月より井川武松の指導で木地を挽くようになった。昭和44年1月より見取りでこけし… 続きを読む
佐々木久作
〔人物〕大正2年5月11日、秋田県由利郡象潟に生まる。本荘市の「三之助もろこし」本舗小林菓子店に丁稚奉公した。この間日中戦争に徴兵となったが帰還して年期明け後、象潟へ帰って佐々木菓子店を開業した。しかし戦争激化につれて砂… 続きを読む
佐々木金一郎
〔人物〕大正7年5月13日、佐々木金次郎長男として青森県南津軽郡山形村大字板留字宮下に生まる。昭和2年10歳のとき、大鰐に他出して仕事をしていた父金次郎に招かれ一家で大鰐に移った。昭和七年高等小学校卒業後、同8年より父金… 続きを読む
佐々木金次郎
〔人物〕 明治25年10月10日、佐々木金助長男として青森県板留字宮下に生まれる。明治34年、4年制小学校を卒業後、雑貨屋の手伝いをしていた。明治37年より山形村黒森の寺子屋で勉学を続けた。明治40年16歳で父… 続きを読む
佐々木末治
秋田県本荘の人。もともとは製菓業であり小林菓子店で働いていたが、戦時中砂糖の入手が困難になったので共に働いていた皆川元一、佐々木久作らと共に秋田の工芸指導所に入所し、鳴子から来た高橋盛の弟子となって木地を学んだ。本荘の由… 続きを読む
佐々木セン
〔人物〕 明治27年1月24日、岩手県和賀郡横川目村農業小原久太郎の孫に生まる。平仮名表記でせんとする文献もあるが、戸籍表記は片仮名のセンである。明治42年2月16歳の時、志戸平の佐々木与始郎と結婚。義祖父与市の指導をう… 続きを読む
佐々木染蔵
明治31年11月30日、農業佐々木染治長男として銀山温泉に生まれた。大正11年12月と大正13年12月に、区長だった藤屋旅館主人藤要吉の努力で、安藤齢太郎を木地講師とする山形県木地講習会が、林八旅館や、伊豆定雄の家でそれ… 続きを読む