佐藤重右衛門

青根の土産物店主。青根、遠刈田のこけしを販売したので作者と誤伝されたことがある。重右衛門の父重太郎は遠刈田新地佐藤周右衛門の弟で、青根の先代重右衛門の長子ゆのと結婚して、婿に入った。重太郎、ゆのの長子が重右衛門を名乗った… 続きを読む

佐藤周右衛門

〔人物〕 天保3年4月14日、佐藤亥之松の長男として刈田郡宮村(遠刈田新地)に生まれる。戸籍上では佐藤七右衛門長男となっているが、七右衛門は周治郎家の家号で、通称亥之松という。木地挽きの修業開始年代は不明だが、二人挽き時… 続きを読む

佐藤重吉

明治10年10月19日、佐藤菊治次男として遠刈田新地に生まれた。長兄は重松、弟に三男治平がいた。〈蔵王東麓の木地業とこけし〉によると明治20年より菊治について木地修業をしたが、菊治は二人挽きであったので兄の重松より一人挽… 続きを読む

佐藤周吾

〔人物〕明治14年11月10日、宮城県刈田郡宮村遠刈田新地の木地業佐藤周治郎、里うの二男とし てに生まれた。母の里うは刈田郡関村の小椋榮三郎の長女、弥治郎の佐藤栄治は里うの従兄にあたる。明治26年より父周治郎につき足踏ロ… 続きを読む

佐藤周治郎

〔人物〕  こけしの作者佐藤豊治、その兄周吾の父、静助の祖父。 安政4年8月27日、佐藤周右衛門長男として遠刈田新地に生まる。明治元年より、父周右衛門につき二人挽きロクロを修業した〈蔵王東麓の木地業とこけし〉。明治20年… 続きを読む

佐藤周助

〔人物〕  明治6年12月27日、宮城県刈田郡宮村(遠刈田新地)の木地業佐藤栄四郎・志んの長男にうまれる。父栄四郎は刈田郡八宮(弥治郎)の出身、新山栄吉の四男である。栄吉は新山栄五郎の祖父でもあるから、栄五郎と周助は従兄… 続きを読む

佐藤重之助

〔人物〕 昭和5年10月20日山形県最上郡大蔵村肘折の木地業佐藤寅之助長男に生まれる。佐藤周助は祖父、周助は重之助が10歳のときに亡くなった。昭和19年15歳のころより父寅之助について木地を学んだ。昭和21年より秋田木工… 続きを読む

佐藤重松

〔人物〕 慶応元年6月29日、佐藤菊治長男として遠刈田新地に生まれた。明治10年より父菊治につき木地修業、同18年田代寅之助につき一人挽きを学んだ。同年8月、田代と共に青根の丹野倉治工場の職人となった。ここで弟治平はじめ… 続きを読む

佐藤昭一

〔人物〕  昭和10年11月10日、宮城県仙台市北材木町181の木地業佐藤巳之助・きくの長男に生まれる。肘折の佐藤周助は祖父にあたる。昭和26年頃からロクロに上がるようになった. 昭和29年3月宮城県工業高等学校木材工芸… 続きを読む

佐藤正一

〔人物〕  明治38年3月30目、福島県信夫郡庭塚村の農業佐藤善四郎・米子の次男に生まれる。大正7年3月庭塚尋常小学校卒業。太治郎の次女のきみと結婚し、土湯の会津屋に勤務した。昭和5、6年ころ土湯に土産物店を開… 続きを読む