渡辺正雄

〔人物〕大正6年2月24日、福島県船引町の農業渡辺章三郎の長男に生まれる。昭和25年より、白石で新型のこけしを作っていたが、昭和26年より弥治郎の佐藤辰雄に師事して木地の技術を学んだ。旧型も作るようになった。 昭和27年… 続きを読む

里見正雄

〔人物〕大正11年1月24日、仙台市福沢の鉄道員里見久作、さつのの長男に生まれた。 仙台市宮城野小学校をへて昭和12年図南中学校卒業、鉄道員となった。徴兵により水戸の航空通信隊に入隊、樺太をへて北海道帯広にて終戦除隊とな… 続きを読む

高橋利四郎

明治5年9月20日、高橋利左衛門、とらの長男として、宮城県栗原郡姫松村片子沢(現在の栗原市栗駒片子沢)に生まる。明治22年(推定)、18歳のとき鳴子の高橋直蔵(高橋亀三郎の父)に弟子入りし、明治25年(推定)21歳まで木… 続きを読む

佐々木嘉蔵

〔人物〕大正15年7月8日、福島県信夫郡佐倉村佐原字入左原の農業佐々木一重・チヨノの二男に生まれた。昭和16年3月佐竹尋常高等小学校を卒業した。昭和33年8月に東北電力㈱へ入社、福島市泉字堀の内16に住んだ。妻ミドリとの… 続きを読む

佐久間弥七

文政5年、奥州信夫郡土湯村の木地業稲荷屋佐久間亀五郎、キジの長男に生まれた。西屋の養子に入った西山濱吉(二男)は弟である。幼少時より父につき木地修業。父創案のでこに工夫し、首の回る弥七でこを作った。15歳で父に死別し、母… 続きを読む

中井淳

昭和初期に活動したこけし収集家。 明治36年3日24日、東京四谷に生まれた。大正15年3月第一高等学校文科丙類卒業、昭和4年3月東北帝国大学法文学部卒業、法学士、同年4月東北帝国大学助手、昭和7年4月東北帝国大学講師仏法… 続きを読む

佐藤洋子

〔人物〕昭和17年7月16日千葉県大原に生まれる。実家は養鶏業を営む。 昭和43年に当時川崎市の日本鋼管に勤めていた佐藤英太郎と結婚、昭和44年7月には長男直英が生まれた。昭和44年8月夫英太郎は、東京のこけし店たつみの… 続きを読む

佐藤一夫(遠刈田)

〔人物〕 昭和11年1月1日佐藤米蔵の長男として神奈川県鶴見に生まれる。この時、父の米蔵は旭硝子に勤めて鶴見にいた。昭和20年一家は遠刈田へ戻った。一夫は学校を終えて昭和26年15歳の時、遠刈田の北岡木工所に入って木地挽… 続きを読む

蔦文男(2)

〔人物〕昭和19年11月9日、南置賜郡三澤村小野川温泉の木地業、蔦作蔵の長男に生まれる。昭和31年(小学6年生:作蔵存命中)より描彩を、同34年より木地挽きを義兄衛より習い始めた。鳴子にてしばらく商人修業を行ったが昭和3… 続きを読む

佐野強

〔人物〕昭和2年9月5日、東京の佐野教治二男に生まれた。日大芸術学部卒業し、洋画家として出発した。昭和39年より仙台にいた広井道顕、政昭兄弟について木地を習得し、こけしの製作も始めた。横浜、富士市と転居したが、画作の合間… 続きを読む