新山久城

〔人物〕 昭和17年2月17日、刈田郡福岡村弥治郎の木地業新山久志長男として生まれる。昭和32年白石市立福岡中学校卒業後、父久志につき木地修業、翌33年頃より祖父久治型のこけしを作る。昭和40年ちよ子と結婚し41年には久… 続きを読む

阿部国敏

〔人物〕 昭和47年9月29日、福島県土湯温泉の松屋阿部敏道の二男に生まれる。祖父は金一、曾祖父は治助である。平成4年に陳野原幸紀について木地を修業、こけし製作にあたっては祖母シナ、義祖父勝英、父敏道から描彩の教えを受け… 続きを読む

小林清

〔人物〕 昭和26年3月26日、山形市円応寺新道の木地業小林清次郎、はつえの長男に生まれる。祖父は小林吉三郎であり、姉に敏子がいる。昭和51年26歳より父の清次郎について木地を習得した。昭和54年に一家は市内檜町に工場と… 続きを読む

阿部勝英

〔人物〕 大正13年2月27日、福島県松川町水原字脇ノ久保43に生まる。農業茂木勝平・ハンの三男。昭和13年3月水原尋常高等小学校卒業。埼玉県川口市領家町の川口化学工業㈱に入社、20年2月満州牡丹江145部隊技術兵として… 続きを読む

井上はる美

〔人物〕昭和30年3月1日、福島県耶麻郡西会津町の木地業井上四郎、ゆき子の長女に生まれた。昭和34年に一家は喜多方市大道田に移り、両親は新型こけしの製作に従事した。昭和44年秋に両親は熱塩の佐藤春二に弟子入りし、伝統のこ… 続きを読む

佐藤広喜

〔人物〕 明治22年6月15日、宮城県柴田郡金ケ瀬村大槻源五郎、ひろのの六男として生まる。母ひろのは松之進の母いち(戸籍表記いつ)の妹で、大槻源五郎に嫁いだが、源五郎が大陸に渡り死亡したため、明治24年に広喜を連れて遠刈… 続きを読む

北村守雄

〔人物〕大正14年6月2日に生まれた。会津若松の工芸指導所において、技師であった安藤良弘の指導を受け木地業についた。福島県南会津郡下郷町弥五島塔のへつりにてこけしの製作を始めた。家族全員によるこけしの製作である。長女寿万… 続きを読む

藤原政五郎

〔人物〕  明治16年6月11日、岩手県稗貫(ひえぬき)郡湯本村湯本五郎城(ごろうじろ)の藤原酉蔵、チエの長男に生まれる。酉蔵は岩手県稗貫郡糠塚村の高橋市太郎の弟で藤原家に婿養子に入った人である。酉蔵の木地伝承… 続きを読む

中川郁夫

〔人物〕昭和30年4月2日、秋田県雄勝郡雄勝町横堀旭町の木地業中川徳二郎の長男に生まれた。昭和49年3月秋田経済大学付属高校(現 明櫻高校)卒業後、鈴木幸太郎の経営する鈴木民芸製作所に入所した。鈴木幸太郎は父徳二郎の姉さ… 続きを読む

広井政昭

〔人物〕  昭和10年3月7日、東京市城東区(現東京都江東区)大島3丁目に、広井賢二郎次男としてうまれる。母は神田美土代町の大工の娘加藤としである。関東大震災の時に家が潰れ、加藤家が被災したのを助け、後々面倒を見たのが縁… 続きを読む