井上正孝

〔人物〕  昭和24年5月23日福島県西白川郡矢吹町に農業、井上正・セツの三男として生まれる。昭和47年3月に神奈川大学第二経済学部を卒業、日本電信公社(現NTT東日本)入社。平成18年6月から公募でスタートした土湯伝統… 続きを読む

佐藤幸治

〔人物〕明治36年9月1日、仙台の著名な尺八製作者相澤藤右衛門の次男として仙台市肴町二丁目に生まれた。その後、仙台のもっとも古い木地師の家の佐藤賢治の養子となった。昭和15年前後に賢治作として出ているこけしにぱ幸治の木地… 続きを読む

小野寺常松

明治26年4月5日、秋田県雄勝郡三梨字清水川の小野寺小三郎長男に生まれた。小椋啓太郎の描彩者小野寺岩蔵とは血縁である。職業は塗師。若いころに鳴子へ修業に行き、そのまま転住した。大正9年に東京都南葛飾郡へ移り、半年後再び鳴… 続きを読む

工藤忠二

〔人物〕大正11年6月19日、工藤多吉の次男に生まれる。昭和12年16歳の時、鳴子の岡崎斉吉の工場に入って木地を学んだ。当時この工場には本間留五郎や後藤希三がおり、また兄弟子として鎌田次男、佐藤清、大場正男などがいた。斉… 続きを読む

宮脇新兵衛

明治26年1月28日、京都に生まれた。幼名彦太郎、楳僊と号し、京扇子を扱う老舗「宮脇賣扇庵(ばいせんあん)」の4代目である。扇子商で美也古扇本舗、京都市上京区北野紙屋川町879にあった。現店舗は京都市中京区六角通富小路東… 続きを読む

照井哲也

〔人物〕  昭和45年8月1日発行の〈こけし手帖113号〉で柴田長吉郎が執筆した「南部佐々木家の工人たち(2)横川目の工人・与始郎」に、南部系工人佐々木与始郎の横川目時代の弟子・照井哲也がこけし製作をした旨記述がある。以… 続きを読む

鎌田文市

〔人物〕  明治33年8月28日、宮城県白石市新町の絹糸商鎌田卯作の三男に生まれた。大正3年5月15歳で弥治郎で佐藤勘内の弟子となって木地を習得した。また大正6年頃には、勘内が宮城県の補助金により行われた木地講習会の講師… 続きを読む

淵上澄人

〔人物〕 昭和62年8月21日、独立行政法人勤務、父の貴佳(きよし)、優子の二人兄妹の長男として広島県広島市で生まれる。父の転勤が何度かあり兵庫県姫路市に住んだ事もあったが、埼玉県で長く暮らした。浦和学院高等学校では弓道… 続きを読む

本間久雄

〔人物〕  明治43年4月14日山形県飽海郡八幡町青沢で生まれる。昭和元年17歳の時に酒田の木地師本間儀三郎に弟子入りして、木地の修業をした。久雄が儀三郎のもとで修業していた頃、柏倉勝郎が本間儀三郎の木地にこけ… 続きを読む

二瓶豊

〔人物〕生年月日、没年月日不詳。 仙台市のこけし工人で玩愚庵を経営した鈴木清の妻女峰子の従弟にあたる。仙台市八幡町石切に住んで、建設会社橋本組に勤務していた。戦後一時、鈴木清について木地を学び、自分の名義でこけしを店に並… 続きを読む