小山今朝記

〔人物〕昭和15年3月25日、宮城県加美郡小野田町鹿ノ原の農業小山忠次郎・ますのの三男に生まれる、昭和31年3月東小野田中学校卒業、昭和34年12月より鳴子大沼力の弟子となり、昭和36年8月まで木地業に従事しこけしも製作… 続きを読む

佐藤春吉

明治10年4月20日、宮城県柴田郡金ケ瀬村に河内大吉二男として生まれた。明治34年佐藤茂七の二女さんと結婚し、婿養子となった。義兄の佐藤吉郎平より木地を習い、明治40年に分家して、遠刈田新地で木地業を続けた。 大正3年に… 続きを読む

佐藤広一

〔人物〕大正7年1月19日、宮城県刈田郡遠刈田新地の木地業佐藤広喜の長男に生まれた。昭和8年より父広喜につき木地を修業した。北岡仙吉の工場で働いていたが、昭和14年に巡査となり木地を廃業した。昭和16年応召し、昭和17年… 続きを読む

佐久間虎吉

〔人物〕  明治24年1月1日福島県信夫郡土湯村下ノ町18の佐久間浅之助、ノエの七男に生まれる。由吉、粂松(戸籍表記 久米松)、常松、源六、七郎、米吉は兄にあたる。姉もフジ、キチ、ハナの3人が居り、虎吉は10人… 続きを読む

小林定雄

〔人物〕 昭和8年1月30日、岩手県和賀郡湯田町の鉱員神成三五郎・サダの長男に生まれた。本名は定夫、こけし工人としては定雄を名乗る。昭和23年3月新制中学校を卒業すると横黒線(現在の北上線)大荒沢駅前の大荒沢郵便局に勤務… 続きを読む

佐藤慶明

〔人物〕 昭和11年5月13日宮城県刈田郡福岡村弥治郎の農業・林業佐藤昇・きくの二男に生まれる。母きくは佐藤今三郎の長女。佐藤辰雄は長兄、慶春は弟にあたる。昭和26年白石市福岡中学校卒業後、弥治郎の佐藤辰雄について木地を… 続きを読む

宮城県博覧会

明治10年には上野で第1回内国勧業博覧会が開催されたが、前後して各地においても博覧会や共進会が行われていた。明治13年には仙台においても博覧会が開催された。 仙台市史には下記のように紹介されている。 「明治13年8月8日… 続きを読む

間宮孫次郎

青森県大鰐の木地師。生没年月日不明。孫次郎の長男が忠太郎、忠太郎の長男が明太郎である。 孫次郎は明治23年に東京上野公園において開催された第3回内国勧業博覧会へ、茶碗入、煙草入、箸立などの木地製品を出品している。 〔参考… 続きを読む

南條徳右衛門

徳右衛門の名前が出たのは〈鴻・3〉および〈こけし手帖・33〉で、いずれも山形小林倉治が木地を習った作並の師匠としてである。但しこの時、姓は岩松で岩松徳右衛門となっていた。 高橋五郎の追求で「萬挽物扣帳」(岩松直助文書)が… 続きを読む

新山久治

〔人物〕  明治21年8月19日、宮城県刈田郡八宮村(現在白石市弥治郎)新山久治郎・さとの長男に生まれる。弟に久之助、勇、福太郎、左内がいたが、久之助、勇は夭折した。 久治の家は祖父久蔵が、文久元年に新山友蔵家… 続きを読む