本名 板愈良(いたまさよし)、板祐生(いたゆうせい)と号し、昭和10年3月に弘前の木村弦三が〈陸奥の小芥子〉を発刊したときにそのこけしの表紙絵、挿絵を孔版画で作成した。表紙は佐藤伊太郎大小二本の、扉絵は川越謙作、図版三枚… 続きを読む
金田一政一
〔人物〕大正14年1月5日生まれ。鳴子のこけし工人大沼純の妹敬子と結婚した。結婚後義兄の大沼純に師事してこけしを製作したが、その後仙台での会社員としての勤めが本業となり、こけしを市場に出すことは行わなくなった。 &nbs… 続きを読む
小山今朝記
〔人物〕昭和15年3月25日、宮城県加美郡小野田町鹿ノ原の農業小山忠次郎・ますのの三男に生まれる、昭和31年3月東小野田中学校卒業、昭和34年12月より鳴子大沼力の弟子となり、昭和36年8月まで木地業に従事しこけしも製作… 続きを読む
小椋英二
〔人物〕 昭和20年3月24日、秋田県雄勝郡皆瀬村木地山の小椋留三、ハルエの次男に生まれた。中学校在学時より山仕事及び本家(久太郎)の木地仕事を手伝った。中学校卒業後は、正式に本家にて木地業に従事、留三や宏一とともに久太… 続きを読む
星としえ
〔人物〕昭和32年12月16日、公務員首藤正男、盛子の二女として宮城県登米郡東東和町米川に生まれた。高校卒業後、三重県四日市市富田の東洋紡績に就職、働きながら四日市の暁学園短期大学第二部幼児教育学科に学び、昭和52年3月… 続きを読む
平賀貞夫
〔人物〕大正14年3月22日、平賀貞蔵の長男として宮城県仙台市に生まれた。当時貞蔵は仙台でタクシーの運転手をしていた。昭和8年一家は作並に戻って父貞蔵は岩松旅館で働いた。 貞夫は昭和14年に高等小学校を卒業後、国鉄に入り… 続きを読む
佐藤三春
佐藤子之助
〔人物〕明治24年ころ宮城県柴田郡前川村(青根)の木地師佐藤久吉・りんの次男に生まれた。長兄は久助、弟に久蔵がいる。父久吉について木地を修業、こけしも作ったといわれる。明治45年ころ秋保へ行って佐藤三蔵の職人となった。子… 続きを読む
渡辺幸治郎
〔人物〕明治22年10月23日弥治郎の渡辺幸六・みんの長男に生まる。父幸六は馬方や百姓をしていたが、祖父卯吉は二人挽きの木地師であった。父幸六が病気をして、佐藤東吉に借金をし、金を返すことができなかったので明治35年生家… 続きを読む
柿澤是隆
〔人物〕 昭和15年11月10日、宮城県川渡の鮮魚業柿澤武雄の三男に生まれる。中学校卒業後鳴子高勘の高橋盛雄について木地を修業、昭和36年より二年間山形県鶴岡市で村木せつのこけしの木地を挽いた。昭和39年より46年まで遊… 続きを読む