川越謙作

〔人物〕  明治44年1月19日、青森県中津軽郡藤代町(現弘前市)大字藤代字川面125の農業川越忠吉、たみの五男に生まる。少年のころより絵が上手だった。村立致遠小学校、中津軽郡玉成高等小学校で学び、大正15年4月1日、1… 続きを読む

吉田武重

〔人物〕昭和16年7月27日、宮城県玉造郡鬼首の木工業後藤平八の二男に生まれる。昭和32年より、岡崎斉吉の工場に入り、木地を学んだ。職人として働いたが昭和40年頃からしばらく休業した。昭和45年頃より鳴子町大口鷲ノ巣で木… 続きを読む

村上政之助

明治17年頃、宮城県柴田郡沼辺村の村上泰治三男として生まれる。明治30年佐藤吉郎平に弟子入りし、同36年に年季明けとなった。明治41年に遠刈田の佐藤茂吉長女とりと結婚、一時肘折の尾形木工所で職人をしていたが、やがて自宅に… 続きを読む

佐藤みよ子

〔人物〕 昭和3年2月20日、宮城県遠刈田温泉の佐藤吉弥の二女に生まれる。姉にせい子、弟に哲郎がいる。昭和37年頃から父吉弥について本格的に描彩の指導を受け、みよ子名義のこけしを出すようになった。昭和40年代までこけし制… 続きを読む

佐藤セチ子

〔人物〕昭和13年7月25日生まれ。実家は農業。熱塩の佐藤春二は新山慶美の弟勝一を養子としたが、その勝一に嫁したのがセチ子である。養父春二の木地を手伝いながら描彩の手ほどきも受けた。 春二の没後は、義兄の新山慶美にさらに… 続きを読む

小山今朝記

〔人物〕昭和15年3月25日、宮城県加美郡小野田町鹿ノ原の農業小山忠次郎・ますのの三男に生まれる、昭和31年3月東小野田中学校卒業、昭和34年12月より鳴子大沼力の弟子となり、昭和36年8月まで木地業に従事しこけしも製作… 続きを読む

菅野実

〔人物〕大正10年3月15日、仙台市川内大工町の国鉄職員菅野千代吉、とめの二男に生まれた。一家は小学校6年生の時、岩手県盛岡市に移住した。昭和13年3月盛岡の旧制中学校を卒業し、国鉄盛岡保線区に勤務した。昭和17年に右肢… 続きを読む

梅津正永

〔人物〕大正12年9月9日、福島市桜本の農業梅津正吉の四男に生まれる。 家業は精米業であるが、中年になってからこけし製作を志し、西山憲一の指導を受けた。こけしは昭和45年ころから作るようになった。 平成21年11月25日… 続きを読む

石山和夫

〔人物〕昭和4年4月28日、山形県東村山郡山寺村(現山形市)芦沢に生まる。大工石山三五郎の五男。戦時中横浜市新子安の日産自動車㈱の工場に勤め、昭和20年に帰郷後、兄三四郎について木地を習得、こけしを挽きはしめた。昭和31… 続きを読む