〔人物〕大沼美咲は平成2年4月27日に秀顯、光子の三姉妹の次女として生まれた。岩太郎、浅吉(せい入婿)、竹雄、秀雄、秀顯、美咲と続く六代目の家系である。三姉妹は幼少の頃から父と祖父の工房で遊び絵付けを楽しんでいた。 東北… 続きを読む
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大沼志けよ
明治27年2月7日、大沼浅吉、せいの三女として宮城県鳴子に生まれた。母せいは大沼岩太郎の長女、浅吉は岩太郎の養子に入った。きのひ、みつのは姉、竹雄、正雄は弟にあたる。小学校在学中より姉きのひとともに祖父岩太郎や父浅吉のこ… 続きを読む
大沼岩太郎
〔人物〕天保12年3月23日、鳴子大沼甚五郎、登免(とめ)の長男に生まる。母とめは、通称とめのといい大沼弥治右衛門(戸籍名・弥左衛門。大沼又五郎妻女ちやの祖父)の三女である。したがって大沼又五郎とは義理の従兄弟にあたり、… 続きを読む
中鉢君雄
〔人物〕昭和10年11月27日、鳴子町名生定小室の農業中鉢喜惣右衛門・うめよの三男に生まれる。柴崎丑次郎の息子又吉の嫁さつきの従兄弟に当たる。昭和26年3月川渡中学校を卒業後、直ちに鳴子後藤希三の弟子となり、昭和34年ま… 続きを読む
大沼みつを
〔人物〕 明治37年9月6日、川渡の結城正蔵の長女として生まれる。 昭和3年、鳴子の大沼竹雄と結婚、以後竹雄や義弟正雄の木地に描彩、合作もあるという〈こけし辞典〉。 なお、正雄は描彩は行わず、みつをは木地を挽かなかった。… 続きを読む
大沼竹雄
〔人物〕 明治33年6月17日、宮城県玉造郡鳴子の大沼浅吉・せいの次男に生まれる。子供の頃から祖父岩太郎、父浅吉の仕事を見ながら木地挽きを覚えた。父浅吉はこけしの描彩が不得手であったので、こけしは祖父岩太郎に習った。大正… 続きを読む
大沼秀顯
〔人物〕 昭和31年5月20日、宮城県玉造郡鳴子町湯元のこけし工人大沼秀雄、百合子の長男として鳴子に生まれる。昭和50年県立古川高校を卒業し、同年4月より父秀雄について木地修業を開始した。昭和57年のこけしまつりに初めて… 続きを読む
大沼秀雄
〔人物〕 昭和5年2月18日、鳴子大沼竹雄の次男に生まる。父竹雄は昭和15年1月5日に41歳で亡くなったため、直接父より指導をうけることはできなかった。昭和19年鳴子高等小学校を卒業後、終戦まで塩釜のドックで… 続きを読む