海老名一郎

〔人物〕昭和22年1月24日、山形県村山市楯岡の公務員海老名米次郎の長男に生まれた。平成3年45歳より楯岡の東沢公園内の工房でこけしを作っていた土谷幸作に師事して木地の技術を習得した。平成8年10月より自分のこけしを発表… 続きを読む

阿部一好

〔人物〕福島市土湯温泉の佐藤左志馬の弟子。土湯の蔦屋阿部国松の遠縁にあたる。生年月日等不詳である。昭和28、9年頃中学時代に左志馬に短期間弟子入りし、左志馬のこけしによく似たこけしを作った。〈こけし手帖・68号〉佐久間貞… 続きを読む

赤目張り

目張り(めばり)とは、歌舞伎などで目を大きく鮮やかに見せるために、目のまわりに墨や紅で陰影をつける舞台化粧をいう。 こけしでは、目頭、目じりなどに赤を入れる面描があり、それを赤目張りと呼んでいる。 泥人形にも同様の装飾が… 続きを読む

小椋正吾

〔人物〕昭和9年4月20日、秋田県雄勝郡稲川町大館の小椋正治、シエノの三男に生まれる。父の正治は久四郎の兄庄太郎二男であるが、明治32年に一家で川連大舘に移った。母のシエノは久四郎の長女である。正吾は父の正治について木地… 続きを読む

今泉喜明

〔人物〕明治37年2月18日、福島県土湯温泉はるみ屋に生まれる。旅館の館主を勤めたが、佐藤左志馬に師事してこけしも作るようになった。ただし、館主の仕事が忙しく、製作数はわずかであった。昭和46年12月17日没。行年68歳… 続きを読む

本間久雄

〔人物〕  明治43年4月14日山形県飽海郡八幡町青沢で生まれる。昭和元年17歳の時に酒田の木地師本間儀三郎に弟子入りして、木地の修業をした。久雄が儀三郎のもとで修業していた頃、柏倉勝郎が本間儀三郎の木地にこけ… 続きを読む

第4回内国勧業博覧会

京都岡崎公園で開催された四回目の内国勧業博覧会。当初は、明治27年に開催される予定であったが、京都の建都1100年の記念事業として、明治28年に開催したいとの京都市民からの要請を受けて、この年の開催となった。明治27年に… 続きを読む

伊東東雄

〔人物〕  昭和12年4月1日、鳴子の農業伊東英雄・みさおの子として生まれる。小学校、中学校の先輩で親しかった高橋力雄が鳴子の高亀で働いていたのが縁で、昭和29年1月1日、18歳で鳴子高亀の高橋武男に弟子入りし、木地の修… 続きを読む

佐藤誠治

〔人物〕大正14年7月28日、弘前市国吉出身の建具屋佐藤留次郎の5人兄弟の長男として蔵館で生まれた。子供の頃にトロッコに乗っていて大怪我を負ったが、治療を十分に受ける事が出来ず、やや足に不自由が残った。 昭和15年、大鰐… 続きを読む

新山吉紀

〔人物〕 昭和35年11月3日宮城県白石市福岡八宮字弥治郎の木地業新山吉太郎の長男に生まれる。昭和47年12月より父の吉太郎が新山福雄について木地の修業をはじめたので、吉紀も昭和49年ころより木地の練習をするようになった… 続きを読む