近野明裕

〔人物〕 昭和25年8月16日、福島市の土地家屋調査士 近野一男の二男に生まれる。 高校を出てから、市の職員を2年勤め、その後上京して法政大学文学部に進学、昭和51年卒業後は福島に戻り、商工会議所に勤務した。こけし工人渡… 続きを読む

佐々木久作

〔人物〕大正2年5月11日、秋田県由利郡象潟に生まる。本荘市の「三之助もろこし」本舗小林菓子店に丁稚奉公した。この間日中戦争に徴兵となったが帰還して年期明け後、象潟へ帰って佐々木菓子店を開業した。しかし戦争激化につれて砂… 続きを読む

佐藤巳之助

〔人物〕 明治38年11月10日、山形県最上郡大蔵村肘折温泉佐藤周助、イサの次男として生まれる(周助の本籍地は宮城県刈田郡宮村であり、肘折より離れていたので戸籍に記載された巳之助の生年月日は明治39年10月22日になって… 続きを読む

東谷与一

〔人物〕昭和7年10月15日、秋田県平鹿郡山内村上淵(現・横手市山内)に生れた。 平成11年より湯沢市皆瀬の阿部市五郎の指導を受け、平成13年より本格的に製作を開始した。 平成15年から横手市山内の道の駅・ウッディランド… 続きを読む

岸正規

〔人物〕 昭和6年3月6日鳴子岸正男・さだよの長男に生まれる。昭和25年古川工業を卒業後、4月1日より父正男について木地の修業を開始、、こけしの木地は修業当初より挽いていた。昭和38年頃より正式に描彩も始めて、正規名義で… 続きを読む

我妻庄三郎

遠刈田のこけし工人我妻信雄の父。 明治30年12月30日、宮城県刈田郡遠刈田の我妻庄吉の二男に生まれた。父は篭山金山の人夫頭で後 に旅館を経営した。大正6年吉田峻治の木工所で行なわれた宮城県主催の木地講習会の受講者の一人… 続きを読む

寺沢七郎

〔人物〕 昭和3年6月15日、盛岡の木地業寺沢政吉の6番目の子供(末子)として生れる。寺沢省一郎は長兄。父政吉は松田清次郎の弟子で、煤孫茂吉、坂下権太郎と兄弟弟子にあたる。 昭和20年戦争よりもどったのち、父政吉とともに… 続きを読む

高山良吉

〔人物〕明治22年5月7日、秋田県雄勝郡駒形村字仙道に生まれた。13歳で川連の七山家に奉公に出たが、やがて技術を身に付けることを志すようになった。大正元年年7月、鳴子で木地修業をしていた同郷の高橋卯一を頼って鳴子に行き、… 続きを読む

小椋栄三郎

横川の木地屋。天保13年12月10日、横川小椋永吉の長男に生まれた。栄三郎は父永吉の代に本家から分かれた新家で、鉋取りの名人且つ、新陰流の使い手、身の丈は五尺八寸あった。明治15年横川高橋米吉の家を建てるとき、梁の上で五… 続きを読む

遠藤孝志

〔人物〕昭和24年9月6日、宮城県玉造郡鬼首の農業遠藤孝男の長男に生まれる。 昭和54年に鳴子の片倉富夫に師事して木地を学んだ。昭和58年に鬼首で独立しこけしの製作を始めた。 〔作品〕師匠の片倉富夫の作風を継承している。… 続きを読む