高橋直次

〔人物〕 大正10年6月15日、宮城県玉造郡鳴子のこけし玩具店高亀の高橋武蔵三男に生まれた。父武蔵より木地を習い、こけしも作った。昭和13年に次兄の武男が応召となり、仙台歩兵第四連隊に入ったため、直次が家業を助けた。昭和… 続きを読む

中井淳

昭和初期に活動したこけし収集家。 明治36年3日24日、東京四谷に生まれた。大正15年3月第一高等学校文科丙類卒業、昭和4年3月東北帝国大学法文学部卒業、法学士、同年4月東北帝国大学助手、昭和7年4月東北帝国大学講師仏法… 続きを読む

田中敦夫

〔人物〕 昭和13年3月6日、米沢市宇綱木の農業田中定男の五男に生まれる。昭和29年3月中学校を卒業後、米沢の機業仲買店で働き、また武田信吉の下で5ヶ月ほど働いた。小野川の岡崎直志の工場でもしばらく働いたというが詳細は分… 続きを読む

小関幸一

〔人物〕昭和28年10月22日山形県米沢市上郷町竹井の農業兼木地業小関幸雄の長男に生まれる。小関晴雄は叔父に当たる。昭和47年米沢中央高校を卒業後は家業の農業を主に手伝っていたが、その傍ら父の木地業のための材料搬入、木取… 続きを読む

鎌田うめ子

〔人物〕 昭和3年1月15日、白石市小下倉の農業大庭太平の長女に生まれた。戸籍名はうめ。白石のこけし工人鎌田孝市と結婚した。昭和25年に長女悦子、昭和28年に長男孝志が生まれた。結婚してから時間があるとロクロにあがって新… 続きを読む

佐久間虎吉

〔人物〕  明治24年1月1日福島県信夫郡土湯村下ノ町18の佐久間浅之助、ノエの七男に生まれる。由吉、粂松(戸籍表記 久米松)、常松、源六、七郎、米吉は兄にあたる。姉もフジ、キチ、ハナの3人が居り、虎吉は10人… 続きを読む

斎藤右内

〔人物〕昭和2年12月1日に天童で生まれる。父は斎藤三代男。刑務署勤務の間に署内作業場で木地の技術を身につけた。定年退職後、天童に戻ったが近所に佐藤文吉がいたので友人付合いをするうちに見取りでこけしを作るようになった。 … 続きを読む

武田憲好

〔人物〕  昭和45年2月25日、木地業武田憲雄、利子の長男として宮城県白石市柳町に生まれる。母利子は新山左内の娘で左京とは兄弟である。憲好は、昭和63年3月宮城県立白石工業高等学校設備工業科を卒業した。 平成20年まで… 続きを読む

平間勝治

〔人物〕昭和16年3月30日農業平間金平の六男に生まれる。昭和31年4月より宮城県遠刈田の大宮正男について木地の修業を始めた。勝治は大宮正男の妻の甥にあたる。こけしは昭和44年10月より製作している。 平成30年には宮城… 続きを読む

高橋広則

〔人物〕昭和35年10月3日、宮城県蔵王町遠刈田温泉の高橋広平、テル子の長男に生まれる。昭和55年大河原商業高校を卒業してから父の広平について木地を学び、昭和60年に同年配の佐藤保裕と同時期に自分のこけしを発表した。 〔… 続きを読む