笹川菊之助

福島県中ノ沢の木地師。中ノ沢の木地業においては重要な工人であったがこけしは作らず、こけし工人ではない。 〔人物〕 明治24年5月30日、笹川勘助、もとの長男として川俣で生まれた。笹川家の先祖は福島県東白川郡棚倉の出身で地… 続きを読む

西山敬三

〔人物〕  大正7年8月10日、西山源助・アキの三男として、福島県土湯村字杉ノ下48 に生まる。西山徳二の次弟にあたる。終戦で帰還後、昭和22年佐藤佐志馬について木地を習得した。兄徳二も木地を挽いていたが戦死したので、兄… 続きを読む

佐藤信

〔人物〕大正15年4月17日生まれ。青森県黒石市大字袋字上野のこけし工人佐藤善二の妻女、佐藤佳樹は長男である。夫善二に倣って善二の木地に描彩をするようになった。 夫の善二は昭和60年6月に亡くなったが、その後は長男佳樹の… 続きを読む

佐藤長雄

〔人物〕大正15年11月11日、宮城県角田市の農業鈴木栄吉、みつせの四人兄弟の次男として生まれた。尋常小学校高等科卒業後に白石に出て自動車の電気関係の仕事に従事していた。終戦前に志願して兵役に服した。復員後再び電気の仕事… 続きを読む

本田英司

〔人物〕昭和46年6月4日、青森県弘前市の木地師本田功、奎子の長男として生まれる。生粋の弘前っ子で、妹がいる。平成4年に体調を崩し弘前大学人文学部(現在は人文社会科学学部)経済学科を3年生で休学した。その後サラリーマン生… 続きを読む

六郷満

〔人物〕 昭和6年12月11日、宮城県白石市の公務員六郷直、きしの五男に生まれる。満の父、直は、若いころ教師をしていたが、満が出生した昭和6年には営林署の山巡査をしていた。母きしは昭和13年満が7歳の時に病死した。父は再… 続きを読む

太田庄吉

〔人物〕明治8年12月7日、宮城県名取郡秋保の大工太田庄之助、つやの長男に生まれた。庄之助の家は代々農家であったが庄之助の代に大工になった。庄之助は大工の傍ら、雑貨店も経営し、駄菓子などのほかに仕入れた木地物なども売って… 続きを読む

竹久夢二

明治17年9月16日、岡山県邑久郡本庄村に生まれた画家。本名は竹久茂次郎。実家は酒造業で竹内菊蔵の二男。ただし、兄は早世したので実質的には茂次郎が跡取りであった。しかし、明治33年に父菊蔵は酒屋をたたみ、九州の八幡製鉄所… 続きを読む

高橋盛

〔人物〕 明治23年11月20日、宮城県玉造郡鳴子の高橋勘治・たんの次男として生まれた。明治37年15歳より父勘治について木地を修業し、16歳ころよりこけしを製作した。大正5年岩出山の森谷平治二女きくゑと結婚した。長兄丹… 続きを読む