西山敬三

〔人物〕  大正7年8月10日、西山源助・アキの三男として、福島県土湯村字杉ノ下48 に生まる。西山徳二の次弟にあたる。終戦で帰還後、昭和22年佐藤佐志馬について木地を習得した。兄徳二も木地を挽いていたが戦死したので、兄… 続きを読む

佐藤保裕

〔人物〕昭和35年11月21日、宮城県蔵王町遠刈田の佐藤今朝吉、みねの長男に生まれる。昭和56年より父今朝吉について木地の修業を始めて、昭和60年に自分の作品を発表した。 こけし工人六郷満の二女仁美と結婚して、仁美に木地… 続きを読む

大沼浅吉

大沼岩太郎の婿養子。 文久元年2月25日、岩出山の渋谷平吉の弟に生まれた。鳴子の大沼岩太郎について木地の修業を行った。明治20年に岩太郎の長女せいと結婚して婿となり、大沼姓となった。描彩は不得手であり、浅吉の挽いた針箱、… 続きを読む

秋山慶一郎

〔人物〕    明治23年10月15日、宮城県遠田郡涌谷の商業秋山清八郎、らんの三男に生まれる。長兄は秋山耕作、次兄は秋山忠である。明治31年一家は鳴子に移った。小学校時代同級生に同名の者が… 続きを読む

佐藤與四郎

宮城県刈田郡三住あるいは大網の木地師。天保3年頃の生まれ。與四郎の家は遠刈田の佐藤吉郎平家より分かれた家系で、藩政時代には領主より扶持をもらって木地を挽いていたという。與四郎もこけし、やみよ、うすこ等を盛んに挽いたという… 続きを読む

金田一政一

〔人物〕大正14年1月5日生まれ。鳴子のこけし工人大沼純の妹敬子と結婚した。結婚後義兄の大沼純に師事してこけしを製作したが、その後仙台での会社員としての勤めが本業となり、こけしを市場に出すことは行わなくなった。 &nbs… 続きを読む

高橋林平

〔人物〕 明治33年4月10日、宮城県刈田郡遠刈田の郵使配達夫高橋卯平の長男として生まれる。大正4、5年ころから佐藤広喜について木地の修業を始めたが、大正7年宮城県の補助金を得て遠刈田の北岡商店で木地講習が行なわれ、広喜… 続きを読む

柿澤是隆

〔人物〕 昭和15年11月10日、宮城県川渡の鮮魚業柿澤武雄の三男に生まれる。中学校卒業後鳴子高勘の高橋盛雄について木地を修業、昭和36年より二年間山形県鶴岡市で村木せつのこけしの木地を挽いた。昭和39年より46年まで遊… 続きを読む

上野義則

〔人物〕昭和24年6月9日宮城県玉造郡中山平の林業上野清一の三男に生まれる。昭和38年中学二年生のときこけしクラブに入り、鳴子こけし組合の工人たちの指導を受けた。岡崎斉一は同学年でともにこけしクラブで活動した。昭和39年… 続きを読む

阿保金光

阿保金光

〔人物〕  昭和27年7月25日、黒石市花巻の大工阿保惣作の二男として生まれる。阿保六知秀は長兄である。 黒石市東英中学時代は生徒会長を務め、こけしクラブの部長をした。中学2年でこけしの顔を描彩した。 中学には5台のロク… 続きを読む