阿保正文

阿保正文

〔人物〕 昭和58年1月3日、阿保六知秀長男として生まれる。平成17年4月1日より父について木地修業を始め、平成19年4月1日よりこけし製作を始める。 全体に高齢化の深刻なこけし界では貴重な若手工人であり、父・六知秀とと… 続きを読む

阿保六知秀

阿保六知秀

〔人物〕昭和25年4月14日、青森県黒石市大字花巻に生まれる。 現在も同所で阿保こけしやを構え、息子の正文とともに、こけしや干支人形などを製作する。 昭和40年黒石市東英中学校3年の時に佐藤善二が指導するこけしクラブに入… 続きを読む

大沼甚五郎

鳴子大沼甚五郎は岩太郎の父の甚五郎と、その甚五郎の孫にあたる甚五郎がいる。ここでは後者の甚五郎について記述する。 先代甚五郎の次男大沼甚三郎には長男岩蔵、以下甚四郎、甚五郎、万之丞、健三郎の子供がいた。 三男甚五郎は、明… 続きを読む

桜井万之丞

〔人物〕  明治24年4月5日、鳴子湯元大沼甚三郎・ときの四男に生まる。鳴子尋常高等小学校卒業後、明治38年15歳より中山平の長兄大沼岩蔵について木地を習得した。秋山忠は中山平時代の兄弟子である。明治41年18… 続きを読む

阿部治助 (常松長男)

〔人物〕 明治36年6月20日山形県西田川郡温海村温海甲176、福島県土湯出身の木地業阿部常松長男として生まれる。通称常弥といった。次弟が木地を継承した常吉である。仙台の東北学院を苦学して卒業した後、クリスチャンとなり岩… 続きを読む

桜井昭二

〔人物〕 昭和2年1月1日、鳴子の木地業桜井万之丞、コウの長男に生まれる。桜井(佐藤)実は弟。戦前の学校時代、14、5歳よりこけしの描き方は母コウに習って行った。〈鴻〉によって昭二の存在は既に紹介されていた。昭和20年3… 続きを読む

佐藤治郎

〔人物〕 大正4年7月13日宮城県刈田郡福岡村の農業、木須春五郎三男として生まれる。尋常小学校卒業後しばらくは実家の手伝いをしていたが現役兵として入隊、除隊後大阪の住友工場で働いた。昭和15年遠刈田新地佐藤円吉三女やいと… 続きを読む

阿部敏道

[人物] 昭和16年11月28日、阿部金一・シナの長男として福島県信夫郡土湯温泉下ノ町に生まる。昭和32年中学校卒業後上京し川崎で旋盤工、浅草で菓子製造の職に就いた。昭和39年帰郷後は専ら母シナ経営の土産物店「まつや物産… 続きを読む

阿部金蔵

〔人物〕 明治3年8月11日福島県土湯村字上ノ町16の旅籠阿部善治郎・カネの長男に生まれる。父善治郎は阿部傳兵衛の長男で弘化4年6月14日の生まれ、旅籠上の松屋を経営し、また木地も挽いていたという。松屋の祖は文禄年間越後… 続きを読む

阿部広史

〔人物〕 明治31年8月18日土湯の上ノ町16 阿部金蔵・ミヱの長男に生まれる。戸籍表記は廣史。金蔵の家は、上の松屋と呼ばれ旅籠を本業としていたが、明治後期には木地と炭焼きを専業とするようになっていた。広史は大正3年17… 続きを読む